毎年、年末になると「来年の運勢は?」と占いが話題になる。そもそも占いとは、本当に当たるものだろうか。オードリー・若林正恭が、元占い師にインタビューした時のことをラジオ番組で話した。そこで驚くべき裏事情が明かされたのだ。
22日深夜に放送された『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、オードリー・若林正恭がテレビ番組『ショナイの話』(テレビ朝日系)の企画で元占い師にインタビューを行った時のことを話した。テレビではオンエアできないであろう占いの裏事情まで取材できたというのだ。
若林のインタビューで、“ラッキーアイテム”についてどうやって決めていたのかを明かした元占い師。朝のニュースや雑誌などで頻繁に目にする“ラッキーアイテム”だが、元占い師はこの種の仕事の依頼があった時、最初はタロットなどで真面目に占っていたそうだ。しかしそのうち面倒になり、目にしたものを書くようになった。ある時、昨年と全く同じものをラッキーアイテムとしたところ、怒られることもバレることもなかったらしい。
さらに予約が必要な占い師が、前もって占う人の職業などを調べて悩みになりそうな要素を探り出す場合もあるという。人の悩みというのは『家族、恋愛、仕事』のほぼ3つに限られるとのことだ。こうして調査のような占いをしていくうちに、次第に「当たりました」と占い師のもとに報告が来る。すると占い師の方も徐々に天狗になり、後ろめたさも消えズバリの口調で占うようになっていくのだ。例えば「~かもしれません」ではなく「~になる」とハッキリ言うと、テレビなどで取り上げられ売れ始める。だが、その占いも身辺調査からの憶測なので、2年後あたりに「当たらない」と言われるようになりメディアから消えていく。ゆえに、ブームになる人は2年ほどで消えていく流れがあるそうだ。
一方で若林は昨年12月、テレビ番組『スクール革命!』(日本テレビ系)で共演した人気占い師の魚ちゃんについて語る。同番組の中で、魚ちゃんは関根麻里に「今、付き合ってる人と結婚した方が良いよ」と助言していたのだ。実際の放送では魚ちゃんが彼女に「来年、結婚するのではないか」と言っているだけになっていたが、今回の関根の交際報道で占いを信じていない若林も、「占いって当たるんだ」とこぼしていた。
いずれにしても、“占い”も、この“元占い師”の話も信じるか信じないかは、アナタ次第!?ということだろう。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)