AKB48の山内鈴蘭が、テレビ番組『火曜曲！』でものまね芸を披露した。彼女がアニメ“クレヨンしんちゃん”のテーマ曲を歌うと、あまりにそっくりなので会場がどよめいたほどだ。ものまねタレントの青木隆治やコロッケでさえも感心していた。

山内鈴蘭はゴルフが得意なことで知られる。小学生の頃からアマチュアゴルファーとしてコースに出ており、父親は彼女をプロゴルファーにしたかったようだ。今年の元旦には古閑美保選手と共演した際に、「プロを目指すなら本気になれ」と言われたほどである。

その山内鈴蘭がさらに強力なアピールをするとは予想外だった。12月18日の『火曜曲！』の中で、AKB48メンバーによるものまね芸が披露された時のことだ。コーナー進行の高橋みなみと峯岸みなみより「AKBの秘密兵器」と紹介されて山内鈴蘭が登場した。

彼女がアニメ『クレヨンしんちゃん』のテーマ曲「オラはにんきもの」を歌い出すと、会場がどよめいた。まるでCDを聴いているかのようにそっくりだったのだ。辛口なMCの中居正広も、「うまーい」と唸っていたほどである。

歌い終えてやりきった感に浸る彼女に、青木隆治は「めちゃくちゃウマい」、「すぐに営業に出れますね」と絶賛コメントを送った。中居も「この子が誰かは分からないけど、凄くウマかった！」と認めており、彼の頭に山内鈴欄の印象が焼きついたようだ。

しかし、山内鈴蘭が本当に凄いところは、ものまね王・コロッケにも挑戦した度胸だろう。彼女は「コロッケさんの顔のものまね」と大御所コロッケに向けて“岩崎宏美の顔まね”をしてみせた。するとコロッケは「似てる！　でも、ちょっと目を上にあげたらいい」とアドバイスするほど資質を感じたようだ。最後はコロッケもステージにあがり、山内鈴蘭とコラボで“岩崎宏美”を披露したのである。

今のものまね界でトップに立つ青木隆治とコロッケ。その2人から歌と顔芸を認められた山内鈴蘭の資質は本物といえるだろう。AKB48の活動ではゴルフよりは、ものまね芸の方がアピールできる機会が多い。「AKB48の秘密兵器」としてこれから活躍しそうだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）