AKB48の大島優子が、映画『悪の教典』の「AKB48特別上映会」で涙を浮かべて退場した件についてブログで触れている。彼女が「私はこの映画が嫌いです」と話したことが報道されたこともあり、大島はブログを通して改めて気持ちを伝えたかったようだ。

映画『悪の教典』で主演する伊藤英明は、試写会の挨拶で「僕のことを嫌いになっても『海猿』のことは嫌いにならないでください…」と語ったように彼のイメージを覆すほどの殺人鬼を演じている。

AKB48のシングル「涙サプライズ！」のPVで伊藤英明が英語教師役を務めた縁もあり、11月18日に「AKB48特別上映会」が開催されたのだ。

ところが、映画の中で本性はサイコキラーの高校教師“ハスミン”が生徒たちを殺戮する場面にショックを受けた大島優子が、上映が終わると退場したのである。

その際に大島が「私はこの映画が嫌いです。命が簡単に奪われることに涙が止まりません…」と言葉を残して去ったことが報道されていた。

大島優子は11月19日にブログ『ゆうらり ゆうこ』で「ニュースにもなったりと、お騒がせしました」とその件に触れると、「伊藤英明さん、三池監督、関係者のみなさんご心配かけました」、「スクリーンの中に感情移入してしまい、取り乱してしまいました。ごめんなさい」と詫びている。

そして最後に「でも、私はあの映画が嫌いです。すいません」と綴っており、やはり映画とはいえ「命が簡単に奪われること」については主張を曲げることはできない意思を示した。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）