エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】SMAP中居が一目で虜に。“おばあちゃん・おネエ”米山ババ子がブレイクの予感?

今や“おネエ”タレントが、テレビ番組に出演していることは珍しくなくなった。しかし中居正広(SMAP)が最近、一目で虜になってしまった“おネエ”タレントがいる。自身がMCを務める番組でその姿を見た途端、彼は身動き出来なくなってしまったのだ。「見たこと無い感じですね」と中居に言わしめたこの人物は、いったい何者なのだろうか?

「ババ子…米山ババ子っていうの?」スタジオの中に入ってきた6組の“おネエ”ゲストの中で、異彩を放っている和服姿の人物が立っていた。お笑いタレントの猫ひろしに顔も背格好も似ている。御年63歳、“おばあちゃん・おネエ”である。

11月7日放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)ではIKKOクリス松村らお馴染みのおネエ芸能人らをゲストに招き、本音トークを展開した。番組冒頭からパワー全開でかまびすしいおネエ芸能人の中で、控えめな態度ながら圧倒的な存在感のババ子に、中居は興味津々の様子である。

オカマバー『ひげガール』に勤めるババ子は、今も着飾って舞台に立ちダンスを披露している。趣味はキティちゃんのキャラクターグッズ収集。お気に入りのピンク地でキティちゃん柄のモコモコパジャマを着たババ子の写真には、さすがの中居も言葉が出ない。似合わないとか気持ち悪いとかで評価できない、そこには心の迷いが無くなり何もかも吹っ切れたババ子のうれしそうな姿が写っていたからだ。

「50歳までは普通に仕事をして、何かを成し遂げた証を残そう」と、男性として働いていたというババ子。番組では30代の頃の写真が公開されたが、“おネエ”っぽさなど感じさせないメガネをかけてスーツ姿のサラリーマンだ。今働いているお店のプロフィールによるとババ子は、一級建築設計士と一級室内設備設計士の有資格者だとされている。そうした関係の仕事に就いていたのだろうか。

52歳で念願の“おネエ”デビューを果たしたババ子は、好きなように生きているのだ。考えてみれば中高年の女性の中には、“男性”みたいな外見の人も存在する。事実、ババ子も駅のトイレで男性の方へ入ろうとして「おばあさん、女性用はそっちだよ」と注意されたそうだ。きっと男性っぽい、“おばあさん”に見られたのだろう。

他の番組で出演者のカバンの中身を調査する場面でも、中居は自ら手を出すことはしなかったという。だが、ババ子のカバンには余程興味があったのか、彼は手を入れて調べていた。他人の持ち物に触りたがらない中居にしては、本当に珍しいことである。それほど米山ババ子は、生き様が気になる存在であったのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)