SMAPの冠番組『SMAP×SMAP』にジャニーズの大先輩、近藤真彦と野村義男が出演した。イントロ当てクイズで対決したSMAPメンバーと近藤・野村コンビだが、勝者は敗者に罰ゲームを与えることができたのだ。MCを務めた中居正広のSMAP寄りの采配もむなしく近藤チームが勝利をおさめたのだが、彼が考えた罰ゲームにはSMAPも焦ってしまう。

1979年に放送されたテレビドラマ『3年B組金八先生』で田原俊彦と共に生徒役で出演。それを機に“たのきんトリオ”として活躍した近藤真彦と野村義男が、11月12日の『SMAP×SMAP』で人気コーナー“BISTRO SMAP”に出演した。

特に近藤真彦は今もジャニーズのタレントとして活躍しており、SMAPのメンバーも緊張を隠せない様子だ。「マッチなんて呼べない」という中居正広に対して、逆に近藤が「今から“マッチ”でいいよ」と気を遣っていた。

そんな“マッチ”から、ジャニーズにデビューした頃の貴重な話も飛び出した。彼が初めてジャニーズ事務所を訪れて扉を開けたときには、「錦織一清と川崎麻世、そしてトシちゃんとヨッちゃん（野村義男）が踊っていた」というのだ。ジャニーズでは3人の中でマッチが一番後輩であり、少年隊の錦織一清よりも遅く入った事実にはSMAPも驚いていた。

マッチ先輩との緊張も和らいだ頃に、SMAPチームと近藤・野村チームが罰ゲームを賭けて“近藤真彦のヒット曲によるイントロ当てクイズ”で対決した。近藤真彦はさすがに素早く正解してリードをうばうが、野村義男が足を引っ張り接戦となった。接戦で終盤にもつれ込むと「最終問題の正解者には2億点！」と中居が独断でルール変更する。しかし彼のSMAP目線の配慮も空しく、近藤真彦が正解したのである。

罰ゲームを考える権利を手にした近藤真彦は、SMAPメンバーに「今度11月21日に出すシングルが“Let’s Go！”なんだけど」と説明すると、「年内に番組で“Let’s Go！”を言うこと」と命じたのだ。

これにはSMAPメンバーも慌ててしまい、「木村くんはドラマやってるよね」と木村拓哉は月9ドラマの中で“Let’s Go！”を言えばいいと提案されていた。草なぎ剛は舞台、稲垣吾郎は深夜番組とそれぞれの出演先を確認し、香取慎吾は「おじゃマップで『ザキヤマが～“Let’s Go！”』ってやれば」とすすめられていた。中居正広に至っては「中居くんはいっぱい出ているから『VTR “Let’s Go！”』ってやればいいじゃん」と決め付けられたのだ。

単純に“Let’s Go！”と言っても芸がないので、できることならば先輩・近藤真彦をアピールするような工夫も欲しいものだ。SMAPメンバーが、年内にどの番組でどのように“Let’s Go！”を出してくれるのか楽しみである。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）