礼儀作法に厳しい父親に育てられた和田アキ子は、可愛がっている芸能界の後輩らの行いにも口うるさい。彼女がマナー違反を注意する相手は芸能人だけでなく、スポーツ選手らにも及ぶ。なんと元サッカー日本代表、中田英寿氏をも大衆の面前で注意したそうだ。
11月16日放送の『Oh!どや顔サミット』(テレビ朝日系)に和田アキ子が、信頼を寄せている後輩の1人カンニング竹山を伴って登場。数々の“アッコ伝説”が披露された。
元サッカー日本代表で現在はタレントとして活躍している武田修宏も、アッコ軍団のメンバーとして彼女の自宅によく出入りしているという。ある日のこと、和田の自宅でお酒を飲んでいた武田。トイレに行きたくなり、うっかりソファに座っていた彼女の足をまたぎ前を横切ってしまったのだ。すると和田は烈火のごとく怒り、武田の行儀の悪さを正したらしい。
だが武田は元サッカー選手とはいえ、和田と同じ所属事務所の後輩である。中田英寿氏の場合はそこまで親しくない間柄であるはずだが、どんなことを彼女は注意したのだろうか。
ある大きな演劇の舞台を、和田とカンニング竹山が一緒に観に行った時のことだ。満員の劇場の観客席の中に、中田氏が座っているのを目撃した2人。彼も和田らに気付き、立ち上がって会釈をしたそうだ。慌てていたのか、中田氏はサングラスをかけたままだったという。すると和田はすぐさま「サングラス!」と叫び、彼を注意したのだ。確かに目上の人に対して挨拶する時、サングラスは外すのがマナーだろう。しかし竹山は「こんな大勢のお客さんの前で、アッコさんに注意されて…」と、中田氏が気の毒になったと語った。
「なんかサングラスで、挨拶されるのがねぇ~」と言い訳をする和田。確かにスタジオ内でも彼女の意見には賛同の声が多かったが、状況が状況なだけに中田氏にはさすがに同情してしまう。
ところで“アッコ伝説”の再現VTRで、和田役を演じていたお笑いタレントのほんこんが見事な怪演であった。このほんこんをはじめ、再現VTRにお笑い芸人が多数出演する「どや顔ブサイク劇団」は、『Oh!どや顔サミット』名物のひとつになっている。機会があれば、ぜひご覧になって頂きたい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)