エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「フリルのついた服を着て」、「女子は食事を取り分けないで」。杏子が合コンで知った“いまどき男子”。

元バービーボーイズの杏子が、合コンのプロデュースを手がけていることをテレビ番組で話した。10月にも男性30人と女性30人という大規模な合コンを行ったが、「男子が盛り上がりに欠けた」と感じた杏子はその原因を知る為に聞き取り調査をしたのだ。

ここ数年の婚カツブームからか合コンセッティングサービスも人気のようだ。それにしても歌手の杏子が合コンをプロデュースしていることは意外だった。11月19日の『ライオンのごきげんよう』にゲスト出演した彼女が話したところでは、大規模な合コンを東京ミッドタウンですでに2回開催しているそうだ。

1回目は男性20人と女性20人で、「すごく盛り上がって、ミッドタウン中が賑やかになった」と杏子は合コンの企画に手応えを感じていた。さらに10月には男性30人と女性30人で開催したのだが、「男子の盛り上がりが足りなかったのよね」と彼女は納得しなかったという。

そこで杏子は、参加した男子の数人に聞き取り調査を行った。すると、男子たちが参加した女子に不満をもっていたことが分かったのである。いまどきの男子らしいその理由を聞いて、司会の小堺一機らも理解不能という様子だった。

杏子によると男子は「女子のおしゃれ度が足りない」というのだが、一方で女子は「キメ過ぎると『やる気満々』に見えて嫌だ」とあまり着飾らない傾向にある。しかし男子が望むのは、ブランド物の服でモデルのようにキメたおしゃれではないのだ。「フリルかレースがついた服を着て欲しい」というのが、いまどき男子の好みなのである。まるでメイドカフェをイメージさせるような感覚に「フリルかレース!?」と小堺も目を丸くして驚いていた。

さらには「女子は食事を取り分けないで欲しい」といまどき男子は要望する。少し前の感覚ならば、大皿の料理を取り分けてくれるのが女性的で良いとされたものである。杏子の説明では、男子が食事を取り分けてあげると女子が「あっ、うっかりしちゃったー! でも、ちゃっかりいただきまーすっ!」というノリで食べるのが可愛いというのだ。それには、小堺や共演者もまったく感覚が分からないという表情だった。

今回は杏子がプロデュースした合コン参加者の男子の声であり、これが“いまどき男子”とは言い切れない。しかし以前とは“理想の女性”のタイプが変わりつつあることを感じたエピソードだった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)