エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】近距離からアイドルを撮影できる! つんく♂の“バックステ←→ジpass”を芸人が体験報告。

つんく♂が関わることで話題のアイドルカフェ“バックステ←→ジpass”にお笑いコンビ、サバンナの高橋茂雄が潜入してレポートした。アイドルということからAKB劇場に似たものをイメージしがちだが、高橋レポにより違った楽しみ方ができることが分かった。

モーニング娘。などのプロデューサーとして知られるつんく♂がプロデュースした、アイドル育成型エンターテイメントカフェ“バックステ←→ジpass”に、12月30日に放送されたテレビ番組『世間に飛び出せ!バナナ藩』が突撃レポートを行った。

東京都千代田区、JR秋葉原駅から徒歩4分のAKIBA カルチャーズZONE 6Fにあるその店のドアを開けると、アイドル達が「おはようございます!」と出迎えてくれる。それはメイドカフェに近いノリで、常時20名程度のアイドル店員がそろう。

今回来店したサバンナ高橋を対応してくれたのはアイドルキャスト「えりりん」ちゃんで、席に案内されると「プロデューサーさんになって頂きたいんですね」と早速システムの説明が行われた。

「社員証が発行されますと、300円かかりますが…」と有料であることもきちんと説明されるが、店を楽しく利用する為にも多くは社員証を発行するようだ。(発行せずともゲストとして利用はできる)

プロデューサー採用通知なる申込書を記入することで手続きは完了して、『ル・アイド芸能社』のアシスタントプロデューサーとして名前や社員番号が入った文字通り“バックステ←→ジpass”が手に入るのだ。ちなみにプロデューサー名は自分で好きな名前をつけられる。

肩書きは店を利用するほどにランクが上がりジュニア、シニア、チーフと最高の超プロデューサーまで10段階がある。メニューはハンバーグ(ライス付き)、キーマカレー(それぞれ1200円)などがそろう。メニューから注文するなどしてポイントが手に入るとお気に入りのアイドルにプレゼントすることも可能で、アイドル達はそのポイントでランキングが上がりデビューへ近づくことができるという。

また、隣室のステージではアイドル達がパフォーマンスの練習をしており、プレスパス(3000円)を手に入れると記者となってその練習を取材できるのだ。これは同店独特の特徴と言えるだろう。

なにしろ、アイドルの写真が10枚撮影でき、練習中の彼女達を近距離から接写できるのだ。ただし、スカートを下から撮影するなどの常識に外れた行為は認められない。

また、隔週日曜日にプロデューサー(お客)の前でアイドルキャスト達の公開オーディションが開催され、アイドルのランクアップにお客が大きく関わる。つんく♂はこれこそが“バックステ←→ジpass”の醍醐味だと語っていた。

2011年の12月23日にオープンした同店だが、1月2日時点ですでにアイドルキャストには推しポイントが入っており、月間推しで山口桃子が594推し、針尾ありさが572推し、麻衣が245推し、桜川ひめこが224推し、渡辺ありさが218推し、ユカフィンが209推し、井上さとりが201推しなど多くのポイントを獲得しているようだ。ただし、ランキングを知るにはプロデューサーになる必要がある。

複雑なシステムと何かとお金がかかるイメージもあるが、『アイドルを育成する』ことを体感するにはそれはハードルとして必要となるのだろう。ゲームを楽しむ為の料金と捉えると納得できそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)