芸術活動をはじめ多方面で活躍するオノ・ヨーコが2009年に出したアルバムには日本のミュージシャンが参加している。そのメンバーの中心的な存在となったCORNELIUS(コーネリアス)の小山田圭吾が、ラジオ番組で生で見たオノ・ヨーコの印象を語った。
先日ある番組で「世界で活躍する日本人」のアンケートの上位にオノ・ヨーコの名前があった。ビートルズ時代のジョン・レノンと結婚したことで一躍その名を知られる事となった彼女だが、今も芸術・音楽活動や平和活動を続けており世界のオノ・ヨーコとして活躍しているのだ。
彼女は2009年にプラスティック・オノ・バンドとして久しぶりに音楽活動を再開した。息子のショーン・レノンも参加したアルバム『ビトウィーン・マイ・ヘッド・アンド・ザ・スカイ』にはザ・コーネリアス・グループ(小山田圭吾、あらきゆうこ、清水ひろたか等)も参加している。
10月3日に放送されたラジオ番組『坂本美雨のディアフレンズ』(TOKYO FM)にそのコーネリアスの小山田圭吾が出演した。彼は9月にリミックス&ミックス・アルバム『CM4』をリリースしておりオノ・ヨーコのアルバムで共演した「The Sun Is Down! 」を収録しているのだ。
オノ・ヨーコと共演した経験を持つ日本人ミュージシャンはそうはいないだろう。小山田圭吾は生で見たオノ・ヨーコについて「レコーディング中もモニターの前で踊ったりして、一番元気が良かったです」と印象を語る。
また彼は「豆とかひまわりの種とかを袋に入れて持ってきて、ずっと食べてましたね」と意外な彼女の姿を明かしたのだ。他にも食べ物にはこだわっていたようで「健康にすごく気を遣っていました」という。
現在79歳になるオノ・ヨーコは小山田圭吾が共演した当事は76歳だったはずだ。その作品に溢れる感性や彼女の姿からはその年齢を想像もできないが、やはり健康を保つために努力をしているのだろう。これからも音楽や芸術にそして平和活動家として活躍していただきたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)