解散したロックバンド・一風堂のリーダーでギタリストの土屋昌巳の還暦パーティが行われたことを、IZAMがブログで報告している。彼がボーカルを務めるSHAZNAのヒット曲「すみれ September Love」は、この一風堂のカバーなのだ。パーティにはIZAMが敬愛するロックバンドのメンバーも参加して、彼も刺激を受けていた。

ロックバンド・一風堂がシングル「すみれ September Love」をリリースしたのは1982年のこと。化粧品のCM曲にも起用されて大ヒットしたのだ。まだヴィジュアル系という名称もない当時、グラムロック風なファッションとメイクで登場して注目された。ボーカルとギターを務めた土屋昌巳は、実力派ギタリストとして知られる。

1993年に結成されたヴィジュアル系ロックバンドのSHAZNAがセカンドシングルに「すみれ September Love」を選んだのは、楽曲の良さはもちろんだが一風堂がヴィジュアル系の先駆けだったこともあるだろう。そんな縁で、IZAMは土屋昌巳の還暦パーティに参加したのだ。

彼は10月18日の深夜に、ブログ『IZAMANIA』でその還暦パーティの様子を報告した。前日の夜、イタリアンレストランで開催されたパーティにはロックバンド・LUNA SEAでギターを務めるSUGIZOとINORANの2人に、BUCK-TICKのメンバーも姿を見せた。IZAMによると「アーティストチームとしての参加」ということなので、その他の業界からも凄いメンバーが参加したはずである。

IZAMにとっては、ロック界の先輩方と久しぶりに会えたことで刺激となったようだ。「本当に、贅沢かつ刺激的な夜でした。僕も今は畑が違うけれど、負けてはいられないと肌で感じた夜でした」と心境を綴っている。

SHAZNAが解散してからはタレントや俳優として活躍するIZAMだが、ロック界で頑張る先輩の姿を見て熱いものが蘇ったようだ。ロック畑ではなくとも彼なりの道でやる気をみなぎらせていた。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）