エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「涙。ショックしかありません」。シューマッハの引退表明に元『F1GPニュース』の大林素子が心境語る。

F1ドライバーのミハエル・シューマッハが今季限りで引退することを表明した。彼を敬愛している元バレーボール日本代表の大林素子がブログで複雑な心境を綴っている。彼女はレーシングチームを結成するほどモータースポーツにも傾倒しているが、特にシューマッハへの思いは熱かったようだ。

「大好きな。世界1尊敬する。世界NO1ドライバー皇帝シューマッハ様。引退。涙」と大林素子はブログ『モトコレ!』でシューマッハの引退にショックを受けたことを明かしている。

大林素子といえば元バレーボール日本代表選手として知られ、今もスポーツキャスターとしてバレーボール中継などで活躍するが、カーレースの国内A級ライセンスを持つほどモータースポーツにも通じているのだ。

そんな彼女がシューマッハの雄姿に一目ぼれしたのは1997年のことだ。スポーツキャスターとしてデビューした大林素子はイタリア・モンツァのF1GPで初めてシューマッハを見たのである。

「その素晴らしさにアスリートとしての世界1の感動、興奮を、そして尊敬の思いを抱き」、それ以来、大林は毎年日本GPで彼に会えることを楽しみにしてきたのだ。

ところがキャスターを務めていた『F1GPニュース』を卒業したことで取材で彼に会う機会がなくなったのである。「頑張っていたらまたいつか、取材出来るかも」と彼女は気を取り直すのに半年かかったという。

そして舞台など違う仕事に没頭して「自分を高める様に生きてきました」という思いで努力を続けていた。そんな矢先に鈴鹿から『シューマッハ引退』のメールが届いたのである。

「今年最後って、もう会えないなんて(涙) やだー」とショックを隠せない大林は「鈴鹿に行きたい!」と叫びたい気持ちだ。なんとかその衝動をこらえると彼女は「シューマッハ様。最後の最後まで光り輝くあなたでいて下さい!」と彼の活躍を願った。

大林素子は「最後に撮った写真」と掲載したシューマッハの姿と共に「さよならは、まだとても言えません!」と結んでいる。しばらくは別れの言葉を伝える気持ちにもなれないようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)