有吉弘行がメインパーソナリティを務めるラジオ番組に出演した、アルコ&ピースの平子祐希。オンエアが始まってから彼はとにかく元気がなかったが、なんと楽屋を狙った窃盗いわゆる“楽屋荒らし”に遭ったことを告白した。
『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系列)に出演したアルコ&ピースの平子は、被害に遭った日の顛末を語り出した。
その日平子は、財布に入ったパスモで電車に乗って舞台会場まで行き、楽屋では自動販売機で飲み物を購入していた。出番が終わり、電車に乗ろうとしたところで財布がなくなったことに気づいたのだ。“財布に足が生えていない限り”なくなることはない状況だったという。
妻が高校生の時に使っていたお下がりのブランド物の財布には、4万円ほど入っていたそうだ。平子の妻もこの話を聞いて「悔しいね」と残念がったらしい。それというのもこの4万円という金額は、先月に通常より少しだけ給料を多めにもらっていたため「ここ2年間で一番お金が入っていた」とのこと。しかも、このお金で1歳になった息子をディズニーランドに連れて行き、パレードを見せてやろうと大事に持っていたものだったそうだ。
犯人は、生活に困窮した芸人2~3組に絞られると平子はいう。同じ芸人の犯行だと知った有吉は、自身が売れていない時に助けてくれたのも芸人だったことから「芸人を嫌いにならないで欲しい」と平子に語る。そして“楽屋荒らし”の犯人には、「出てきたら、ディズニーランドペアチケットをプレゼントする」と、有吉らしい毒たっぷりの口調で名乗り出るように訴えた。
最近では「年収5億円か」とも報道された売れっ子の有吉。今回の被害者である平子に対しては、有吉が常に持参している数百枚の小銭を「当座の金に」と寄付した。平子のTwitterに写真が掲載されているが、その小銭は見たところ7,000円分くらいはあるだろうか。億万長者とうわさされるが、有吉らしい堅実さである。
アルコ&ピースは、2年連続の『THE MANZAI』認定漫才師となっている。この悔しさをバネに、今年こそ優勝を手にしてもらいたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)