エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】あわや放送事故!? ピエール瀧の愛猫“アズキ”脱走劇。その想定外な結末。

ミュージシャンでタレントのピエール瀧は、コンブ(オス)とアズキ(メス)という名の2匹の黒猫を飼っている。ある日の『たまむすび』(TBSラジオ)でのこと。瀧は、2匹のうち、メスのアズキが3週間ほど前からいなくなっていたと語り出した。やっとのことで発見したアズキは変わり果てた姿になっていた。

ピエール瀧は家族と共に、いなくなったアズキを探し回りやっと“彼女”を探し出した。しかし、3週間もの間、サバイバル生活を送っていたアズキはすっかり野生の猫と化し、エサやトイレの場所、コンブのことすら覚えていないという。瀧も「アズキによく似た猫と間違えたのではないか?」と疑ったが、コンブがアズキに歩み寄る様子を見て“本人(猫)”に間違いないと思ったという。

そして、その2週間後の同番組でのこと。瀧は、「“アズキ騒動”に報告があります。」と切り出した。相変わらず、いっこうに懐かず、いたる所で排泄し、ソファーに隠れたまま出てこないアズキに対し、瀧の家族も疲弊してきたという。そこでケージを買ってきて落ち着くまで入れておこうということになった。大変な捕獲作戦の末、ようやく捕まえたアズキを見てみて瀧は仰天した。「アズキじゃない…」。しっぽの形や、毛の感じがどうも違うのだという。さらにお腹を見て“オス”であることを確認。疑惑は確信へ変わったという。

瀧は、偽アズキに「悪かった」と謝り、結局元の生活に戻してあげたようだ。共演者のフリーアナウンサー・赤江珠緒も、大爆笑で「えーそういう結末!?」とビックリ仰天。さらに番組スタッフもあまりの“オチ”に取り乱してしまったのか、この直後、赤江アナが「では、『黒ネコのタンゴ』をお聴きください」と曲紹介をしたにもかかわらず、『だんご3兄弟』を間違ってしばらく流してしまう始末。こうして、偽アズキが起こした“ニャン儀”な騒動は、みなを巻き込みながらも一件落着となった。気になる本物のアズキの行方に関して瀧は「誰かに飼われているはず」と希望を持ちつつ、その帰りを今も待ち続けているようである。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)