先日「過食症と拒食症を繰り返してきた」というレディー・ガガ(26)の衝撃な告白が話題となったが、クリスティーナ・アギレラ(31)やデミ・ロヴァート(18)など、自分の容姿を気にしすぎたり、自身のイメージを守るために摂食障害を患っていたセレブはそう少なくない。そして、元『プッシーキャット・ドールズ(The Pussycat Dolls、以下PCD)』のリーダーであったニコール・シャージンガー(34)も、その一人であったことを明かした。
2005年にアルバム『PCD』を発表以降、『ドンチャッ!』や『ボタン』など数々のヒットを飛ばしてきたPCD。なかでも、リーダーでリードボーカルを務めていたニコール・シャージンガーは、グループの中でもひときわ目立ち、輝く存在だった。しかし、そんなPCD時代の栄光の陰には、辛い過去が隠されていたようだ。
その過去が明かされたのはVH1の『Behind the Music』特別番組でのこと。ニコールは自身のPCD時代について以下のように語っている。
「あの頃は自分自身が大嫌いだった。グループに所属していたけれど、私はいつも孤独だった。(ダンスの練習などで)手にまめや傷跡が出来たときも、彼女達に見られないように隠すのに必死だったわ。“あら、可哀想ね”って思われるのが嫌だったから。」
さらにドラッグには手を出していないと強調した上で、「ステージに上がるととってもハイな気分になるけれど、自分の部屋に戻るとひどい孤独感に陥って…。その感覚はある意味ではドラッグのようなものなのかもね。それで過食症になってしまったのよ。」
しかし、2010年にソロシンガーとして活動するようになってからは、その症状がなくなったといい、「音楽が救ってくれたの。音楽だけが、唯一私が信頼できるものだから。」と付け加えた。
さらに同番組内では「アルバム『PCD』の95%は自分が歌った」と発言。元メンバーの怒りを買い、「ニコールは人の注目を集めるためなら何でもやる女」と暴露されている。もしかしたらこの“過食症”発言も、注目を集めるためかも? いずれにせよ、メンバー内での確執があったことは明らかであり、ソロ活動時には症状も治ったというのだから、グループ脱退はニコールにとって最善の道であったと言えるだろう。
(TechinsightJapan編集部 ピーリング麻里子)