エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「嵐はこれからどうなる?」大野智の直球質問にさんまが真面目に回答。

ジャニーズのアイドルグループ・嵐の番組『ひみつの嵐ちゃん』のコーナー「嵐シェアハウス」に、お笑い界の大御所・明石家さんまが出演した。今回はシェアハウスに嵐メンバーが初めて5人そろい、さんまとトークを繰り広げた。さんまもお笑いを交えながら、嵐メンバーの質問に真面目に答える場面もあったのだ。そんな中でリーダーの大野智が嵐の将来について尋ねたのである。

明石家さんまが10月11日放送の『ひみつの嵐ちゃん』に登場した。「嵐シェアハウス」としては初めての男性ゲストであり、嵐全員が対応するのも初めてのことだ。芸能生活37年となるさんまからは、嵐の5人にとって参考になる話が聞かれた。

その中で大野智が「嵐はこれからどうなりますか?」とズバリ尋ねたところ、さんまはこう答えたのだ。「このまま走るしかない。先も考えていられないし、振り返ってもいられない。もう手遅れやで、お前ら」と直球で返したので、嵐メンバーも考え込んでしまった。

さんまが「もう手遅れ」というのは、『ああ、こんな嵐にするつもりじゃなかった』と自分が考えた嵐像と違ったとしても、今となってはどうにもできないといった意味である。そのように真意を説明したさんまは、さらに「でも、もうお前たちは今死んでも幸せやで」と切りだすと「こんな(人気者)になるとは思ってなかったやろ?」と嵐に投げかけた。

すると大野智が「まったく思ってませんでした! だからなんだか浮いている感じがずっとしている」とさんまの話に共感したのである。母親から応募されて嫌々ながらジャニーズJr.のオーディションを受けた大野智だ。それを思えば、今の心境は夢のようにフワフワしているのかもしれない。

実はこの話題の前に、さんまがまだデビューして間もない頃について「当時はこんなに売れるとは思わなかった。“1~2年でブームは去る”だろうと思っていた」と話している。それに対して櫻井翔が「僕らもずっとそう思っています」と答えると、他のメンバーも大きくうなずいていたのだ。

さんまのいう「俺たちは周りから生かされている」という状況の中で、嵐もまた自らの意思だけでなくファンや関係者の様々な力により今の人気があることをひしひしと感じているようだ。だが、「今日で人気がなくなっても“十分な人生”じゃないか」とさんまからいわれた嵐は、言葉を返せなかった。その表情からは「まだまだ走り続けたい」という彼らの気持ちが伝わってきたのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)