エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「うるさい! 井出らっきょのくせに」。息子の言葉に大ショック。それでも「死ぬまで裸芸続ける」。

『裸芸』といえば、出川哲朗上島竜兵(ダチョウ倶楽部)の顔を思い浮かべる方が多いだろうか。しかし東野幸治は、『裸芸』の頂点にいるお笑い芸人は井手らっきょだろうと語っている。

9月23日放送の『東西芸人いきなり!2人旅』(朝日放送)で、東からは井手らっきょ(52)、西からは千原兄弟の千原せいじ(42)が参加、沖縄一泊の旅へ一緒に出かけた。

“たけし軍団の芸人は怖い”とのイメージが、今でも他の事務所の芸人にはあるらしい。人懐っこい千原せいじでさえ、たけし軍団の芸人とは「共演しても親しくはしない」そうだ。そんな状況を寂しく思っていた井出は、今回の旅番組を本当に楽しんでいたようだ。さすがに最初は喋りづらそうな千原せいじに、優しい心遣いを見せる井出。どこででも素っ裸になる芸人とは思えない、紳士的な態度は本来の彼の姿なのだろう。

井出は現在20代半ばである息子が幼い頃、自分に対して叫んだ言葉が忘れられないことを話し出した。お笑い芸人といえども、家庭では普通の父親だ。一緒に子どもと遊び、時には悪い行いを正さなければならない。ちょうど井出の息子が幼稚園くらいに差し掛かり、自分の父親が裸で熱湯風呂に入れられたりするのを、友達から冷やかされ始める年頃のエピソードである。

自分を叱る父親に対し「うるさい! 井出らっきょのくせに」と、息子が言い返してきたのだという。その言葉を聞いた彼は絶句し、大きなショックを受けたそうだ。それでも裸になることを止めることは無かった。

50歳を過ぎた今でも、テレビ番組で頃合いを見計らっては裸になっている井出。この番組のロケでも、店で購入したTシャツにレジ横で着替える際、脱ぐ必要の無いズボンを最初に下ろし下着のパンツ一丁になっていた。「死ぬまで“井出らっきょ”として、裸芸を続けたい」と語る彼は今年、お祖父ちゃんになるそうだ。孫にも「井出らっきょのくせに」と叫ばれる日が近いのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)