モーニング娘。の田中れいながブログで日頃から溜まっていたある不満を明かしている。今ではモー娘。の年長組として信頼される彼女だが、これまでの経験から気になっていたことが一気に爆発したようだ。

田中れいながモーニング娘。のオーディションに合格したのは2003年のことだ。それから時を経て同期の道重さゆみと6期生コンビで現在のモー娘。を引っ張る存在となっている。

彼女は同じ福岡出身の女優・田中麗奈（れな）と読み方は異なっていても漢字表記が同じことから、芸名を平仮名にして“田中れいな”とした経緯がある。9月11日に更新したブログ『田中れいなのおつかれいなー』では冒頭でその件に触れているのだ。

「田中麗奈って書いても読み方は、たなかれいなよぉ。勘違いされたらいかんけん念のためネッ」とわざわざ説明したのは、デビュー時に周囲から「女優さんと同じ名前だね」と散々言われたことを思い出したからではないだろうか。

そんな彼女が「見た目が怖いチンピラの人達とサッカーする夢を見た」と夢の内容を紹介しているのだ。その要旨は「見た目が怖い人たちが実はすごく優しかった」ということである。

彼女はその夢をきっかけに「やっぱり人は見かけで判断しちゃいかんとよ」と再確認し、「みんなに伝えたいと思った」と読者に呼びかけた。それは「れーながそぉ思われるけんねー」と彼女自身がこれまで周囲からルックスだけで判断されてきた体験とつながっているのだ。

「普通にしとぉつもりなのに“態度が悪い。機嫌が悪い。”とか、どーたらこーたら」とその嫌な体験を思い出した彼女は、「ちゃんと確かめてから言えーっ！」と心から叫んだのだ。

金髪でボサボサなパンクっぽいヘアスタイルと博多弁を通し続けてきた田中れいな。今ではそんな自分らしさを大切にするところが彼女の魅力となっているが、デビューしてからの9年間にはいろいろな非難も受けただろう。そんな辛い日々が夢をきっかけに思い出されたようだ。
(TechinsightJapan編集部　真紀和泉）