エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】虫嫌いの父親の悲劇。“柔道三段なのにカブトムシには触れない” クワオハ・くわばたりえの夫。

この夏休みにクワガタやカブトムシの採集のため、息子と一緒に森の中へ出かけたお父さんも多かっただろう。母親側としては「虫捕りはお父さん担当」と考えるのだが、実は“虫は大の苦手”だという男性は意外に多いのだ。

9月4日放送の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)のテーマは「全員ママ」スペシャル。芸能人といえども子を持つ母親となれば、“父親である夫に対する不満”は一般人と同じである。

出演者のひとり、お笑い芸人のくわばたりえ(クワバタオハラ)。今年の10月で3歳になる男の子の母親である彼女のブログは、同じ子育て世代の女性から絶大なる支持を受けている。自分達のように我が子を保育園に預け仕事を続け、育児の悩みや辛さを本音でブログに綴るくわばたの姿に多くの読者が共感し、励まされているのだ。

それは今年のお盆の時期にくわばたが子どもを連れ、夫の実家に帰省したときのエピソードであるという。森林に囲まれた土地で虫捕りをするには絶好のチャンスだった。最近昆虫に興味を持ち始めた息子のために、虫捕り網とカゴを用意し早速親子3人で出かけた。

幸運なことにすぐ、目の前の大きな木にオスのカブトムシを発見した。捕獲しやすい位置で、難なく捕まえられそうだ。「ほら!」と、はやる気持ちの母子に比べ、父親は逃げ腰であった。そろそろと虫捕り網をカブトムシに被せ捕獲すると、網に入れたまま恐る恐る息子に見せていたという。「なんで素手で捕まえないのか?」とくわばたが問うと、「カブトムシのツノが怖くて触れない」と夫は答えたそうだ。仕方なく彼女が網からカブトムシを取り出し、カゴへと移動させた。

もっとくわばたを驚かせたのは、セミの抜け殻も夫は触れなかったらしい。生きているセミではない抜け殻を前に呼吸を荒くさせて身構えている夫を、“柔道三段なのに”と情けなく思ったそうだ。

比較的昆虫に慣れ親しめる環境で育ったくわばたの夫でも、“虫は大の苦手”なのである。番組司会の明石家さんまも「男だって、虫嫌いのヤツは多い」と、彼女の夫を弁護していた。だが父親を「虫捕り担当」と考えている母親は今も多い。秋もコオロギ、スズムシと子どもの興味をひく虫が出てくる。虫嫌いのお父さんを悩ます季節は、まだまだ続くのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)