動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)が、先日ヘビ革ブーツでロンドンの街を闊歩した歌手リアーナ(24)を猛烈に批判した。
「ブーツ用のヘビは、しばしば木に釘付けにされ生きたまま殺されることをリアーナは知らないのかもしれません。」
歌姫リアーナが先日ヘビ革ブーツを履きロンドンの街を闊歩したと知り、動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)は怒りの声明を発表。先日オプラ・ウィンフリーのトーク番組『Oprah’s Next Chapter』に登場し、涙ながらに元彼クリス・ブラウンへの想いなどを明かしたリアーナに対し、こんな皮肉までもブチまけているのだ。
「当然のことながら、ヘビはオプラの番組に出演して泣き言を言ったりはできないのです。」
PETAはこうも続けている。
「爬虫類の革を身につけるとは、気味が悪く無神経な行為です。」
「リアーナとレディー・ガガは、自分達の才能が評価されることではなく、変人になることを望んでやまないようです。自分達が笑われていることに気づいているのか、不思議に思わずにはいられません。」
先月、毛皮の着用を批判し公開質問状を叩きつけてきたPETAにレディー・ガガ(26)が反論。「(PETAの)キャンペーンを行っている皆さん、小麦粉は(セレブに撒き散らすのではなく)飢えた子供達のパンを作るためにとっておきなさい。それから、キム・カーダシアンは素敵だわ」などと応戦したばかりだが、これに怒ったPETAはこのようにガガをリアーナと並べ「freak(変人)」呼ばわりし、かなり醜いケンカ状態になっている。
ヘビ革については今年の秋冬にかけて欧米で大流行すると言われており、オシャレに敏感な女性のマストアイテムであると説明するメディアもある。その意味では最先端をいっているリアーナではあるが、PETAは今後もさらに鋭い視線をそのファッションに注いでいくに違いない。毛皮や革製品を愛用するセレブを待ち伏せしては小麦粉を浴びせるPETAに対し、この2人のセレブが今後ますます警戒心を強めガードを固めることは確実である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)