『37thホリプロタレントスカウトキャラバン2012』で審査員特別賞を受賞した川上桃子さん(15)。彼女が出演したテレビ『アッコにおまかせ!』の中で芸名が発表されるというサプライズが待っていた。彼女は驚きながらも芸名がもらえることに感激したのだ。ところが命名に関わった和田アキ子が「ちょっと待って」と言い出した為に周囲も慌ててしまった。
8月29日に開催された『37thホリプロタレントスカウトキャラバン2012』決勝大会でグランプリを取った菅野莉奈さん(13)と審査員特別賞に選ばれた川上桃子さんの2人が、9月2日放送の『アッコにおまかせ!』に出演した。2人にとってはバラエティ番組デビューとなったが、ホリプロの大御所である和田アキ子を前にしても笑顔を絶やさず対応して大物の予感を漂わせた。
菅野莉奈さんは、受賞した会場ですでに“優希美青(ゆうきみお)”という芸名をもらっているのだ。彼女はまだ芸名になじまないうちにインタビューされ、「芸名はゆうきまお…みおです」と答えて記者団を沸かせていた。
『アッコにおまかせ!』では川上桃子さんの芸名が発表された。まったく知らされていなかった当人も驚いたが、それもそのはずで番組の20分前に決定したのだ。
発表された芸名は“唯月ふうか”である。姓名判断の先生によると、総画数は24画であの山口百恵(旧漢字)と同じでスターになる相だという。川上桃子さん本人は大喜びしており、周囲も「いい芸名だ」と盛り上がったのだが、そこで和田アキ子が不満を口にしたのだ。
彼女が説明したところでは、楽屋でギターを弾いている際に関係者から相談されて軽い気持ちで「川上桃子のままでもいいけど“ふうちゃん”という感じで“ふうか”でもカワイイよね」と答えたという。「まさか、あれで芸名が決定するとは思わなかった。ちょっと待って、もう少し考えるから」と和田アキ子が言い出したのだ。生放送だけに進行の安東アナも慌てて「いえいえ! もう部長が決定していますから」と和田を説得したのである。
こうして芸名が決定した唯月ふうかだが、彼女は決戦大会で本来予定のなかった審査員特別賞を設けて選ばれたのだ。歌唱審査では身振り手振りも入れて堂々と歌い上げており、素人の域を超えていた。演技審査でも発声が良く声優のようで、その才能を認められて特別賞となったようだ。
グランプリの優希美青はすでにドラマやミュージカル、CMなどのオファーがありホリプロの特典で歌手デビューも約束されている。特別賞の唯月ふうかもその歌唱力、演技力からすぐにオファーがくるだろう。まだ中学1年と高校1年という若い2人だけに今後が楽しみだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)