エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「“おバカ”扱いはイヤ」が本音の鈴木奈々。最近、好感度が上がっているワケ。

今年前半の芸能界で活躍が著しかった人物といえば男性ではスギちゃん、女性では鈴木奈々(24)であろう。「新おバカ女王」として大ブレイクしたのだが、鈴木本人は自分を“おバカ”とは思っておらず、今や小学生からも「あ、おバカだ」と指を差されることを彼女はとても不本意に思っているようだ。

「(自分が)いじられるのは嬉しいんですけど、“おバカ”扱いされるのはイヤなんです」と困惑気味に話す鈴木。そうは言っても彼女は高校時代、10教科中体育以外の9教科で成績が“1”評価をとって強制退学させられたのは、鈴木本人も認めている有名な話である。とにかく勉強が嫌いで苦手だったという鈴木は、テストはいつも100点満点中の0点か1ケタ。授業中もノートなどは取っていなかったらしいので、学習意欲にも欠けている生徒だと見なされたのだろう。高校を退学になった後は、学校通信教育を受けることになったという。これらの出来事を「両親に大変な迷惑と心配をかけてしまった」と、鈴木は顔を曇らせながら話す。

8月31日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)に出演した鈴木の話には、両親に対する感謝の気持ちと思いやりに溢れていた。司会の薬丸裕英と同じ46歳だという彼女の両親は、“学校の勉強はできなくても良いところを伸ばしてあげよう”と、どんな時も娘を信じ、大きな愛で鈴木を包み育ててくれたようだ。“父親を一番尊敬しているし、母親の手料理が何よりも美味しい”という彼女は、今も茨城の実家から東京まで毎日通っている。どんなに仕事が忙しくなっても、都内でひとり暮らしをする気はないそうだ。

相変わらず彼女は、話しながらの身振り手振りが大袈裟で口数が多い。だが彼女の言葉遣いが丁寧なところや、何事にも健気で一生懸命な面が視聴者にも伝わっているようだ。事実『はなまるマーケット』を観たという子どもを持つ女性らから、「ファンになりました」というコメントが早くも鈴木のブログに入っているようだ。

鈴木は今付き合っている男性と「来年には彼と結婚したい」と言い、結婚のためにムダ遣いはせず、働いたお金はひたすら貯金をしているらしい。お金の計算が苦手だという鈴木だが、経済観念がしっかりしているのは両親の育て方が良かったのではないだろうか。どうか彼女の夢が叶い、美しいウェディングドレス姿を見せてもらいたいと祈っている。
(TechinsightJapan編集部 みやび)