エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「選抜入りは1か月前に見えていた」。じゃんけん大会“2位”の仁藤萌乃がパーを出し続けたワケ。

AKB48の『第3回じゃんけん大会』が9月18日に開催され、29枚目のシングル曲を歌う選抜メンバー16人が決定した。2位となった仁藤萌乃はすべてパーを出して勝ち上がり、惜しくも決勝戦で島崎遥香に敗れた。その仁藤萌乃がブログで今回選抜入りすることが1か月前に見えていたと明かしている。

これまで全てのシングル曲で選抜入りしている小嶋陽菜が敗退し、ついに連続選抜入りの記録が途絶えた。また第1回と2回のじゃんけん大会で優勝した内田眞由美と篠田麻里子が順調に勝ち進み、まさかの女王対決を期待させる場面もあった。

そんな見どころ満載だった『第3回じゃんけん大会』だが次世代エースといわれる島崎遥香と仁藤萌乃の優勝決定戦はクライマックスにふさわしい内容だったといえるだろう。

仁藤萌乃は決勝戦まですべてパーを出して勝ち進んでおり、島崎遥香はあいこの1回以外はすべてチョキを出して勝ち進んできた。そのまま出せば必然的に島崎が勝つことは予想されたが、お互いに深読みして手を変える可能性も十分考えられたのだ。

しかし仁藤も島崎も手を変えずに1回で決着がつき島崎遥香が優勝。“次世代エース”の運の強さを示した形となったのである。

じゃんけん大会を終えた深夜となる9月19日の午前1時過ぎに『仁藤萌乃オフィシャルブログ』で「なんと、2位!!! 悔しいけど、嬉しいーー」と彼女が心境を語っている。

仁藤萌乃は「私ね、実は見えてたんだー」と明かしており、1か月以上前にじゃんけん大会で選抜入りすることを予感していたらしい。「家でぼーっとじゃんけん大会の事考えてたら頭にパーが浮かんで、すぐ後に一瞬グーが浮かんだ」というのだ。

「パーを強く感じたから、今回パーしか出さなかったの」という彼女は「今思えば、あの時みえた一瞬のグーは決勝戦の為のグーだったんだなぁ」と島崎遥香にチョキを出されて負けたことを振り返っていた。

仁藤萌乃の様子では決勝戦の時には島崎遥香がチョキを出し続けてきたことを考えてはいなかったようなのだ。会場で対戦し続ける緊張感の中ではそれを分析する余裕はなかったのだろう。

もし、仁藤萌乃がそれを知っていたら「一瞬グーが浮かんだ」あの時に思い当たり、きっとグーを出していただろう。「悔しいけど、嬉しいーー」との彼女の言葉にはそんな複雑な気持ちが込められているのではないか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)