先週急死した日本テレビ系朝の情報番組『ZIP！』で、大人気だったZIPPEI兄弟。8月16日から日本テレビマイスタ前デッキに設けられた献花台には、初日から沢山の方々がZIPPEI兄弟と最後のお別れに訪れたようだ。そしてこの日『ZIP！』の番組出演者が集い、「ZIPPEIを送る会」が日本テレビ内でしめやかに行われた。

8月17日放送の『ZIP！』では“ZIPPE追悼 特別編”と題し、兄弟犬と一緒に行動を共にしたシンガーソングライター・ダイスケとの、1年3か月に及ぶ旅の軌跡をたどった。

その後「ZIPPEIを送る会」の模様がVTRで流され、そこに兄弟犬の死後初めて公の場に姿を現したダイスケがいた。心身ともに疲れている様子なのが、彼の表情や動作から感じられる。そして祭壇の前に立ったダイスケは、右手で両目を押さえながら泣き崩れてしまった。

この日の『ZIP！』放送終了後、ダイスケはブログ『ダイスケ日記』を更新。前日の「ZIPPEIを送る会」に出席した時の心境を綴っている。

ZIPPEI兄弟を失った辛く悲しい気持ちは訃報を聞いたときから、今でも全く変わっていないというダイスケ。だが昨日、大きなZIPPEI兄弟の写真の前に花が手向けられているのを見て、兄弟犬がたくさんの人に愛されていたんだ―と感じ、少しだけ気持ちの整理がついたとブログに綴っている。

更新されたブログには本当に幸せそうな表情のZIPPEI兄弟の写真が載っているので、ぜひ御覧頂きたい。この写真には兄弟犬のダイスケに対する思いが、全部表れているように思えるのだ。きっとZIPPEI兄弟はダイスケがいつまでも、自分達の死を悲しんでばかりいるのを願っていないはずである。ダイスケもブログの最後で、こう述べている。
「ZIPPEI、ずっと見守っててね。ぼくは頑張るよ。」
（TechinsightJapan編集部　みやび）