2008年に生まれた娘ナーラちゃんの親権をめぐり、その父親との法廷闘争になかなか決着をつけられずにいる女優ハル・ベリー。彼女のために女優サルマ・ハエックがひと肌脱いだ。
フランス人俳優オリヴィエ・マルティネス(46)と婚約し、ハリウッドの喧騒を離れ、娘ナーラちゃん(4)と3人でフランスに移住したいと考えている女優のハル・ベリー(46)。しかし彼女の足を引っ張る男がいた。ナーラちゃんの実父という立場を武器に、ハルからガッポリと養育費をもらってゴージャスな生活をしようと考えているカナダ人モデル、ガブリエル・オーブリー(35)である。
そもそもハルのフランス移住願望の理由は、ブランジェリーナ一家がそこでの暮らしに満足しているように、子供の人権やプライバシーが非常に守られていること。ハリウッドには“セレブとパパラッチは共存共栄の関係”といった考え方が蔓延しているが、子供たちのプライバシーにも踏み込んで行くやり方にハルは辟易としている。マルティネスがフランス国籍であることから、彼との結婚を機に本来はすんなりそちらに移住できるのだが、LA暮らしのオーブリーが「それでは僕が愛しい娘と会えなくなる!」と噛みついている。
そこでハルが頼ったのは、友人である女優サルマ・ハエック。彼女はフランスの超リッチな実業家フランソワ=アンリ・ピノー氏と2009年に結婚し、一人娘のヴァレンティナちゃんとともにパリで暮らしている。そこにはハリウッドでは期待できなかったプライバシーと人権確保の考えがあると言い、“ハル母娘にも是非そうした暮らしが必要”といった「陳情書」を書いてくれたというのだ。
ナーラちゃんを、ヴァレンティナちゃんと同じパリの名門私立に入学させたがっているとも言われるハル。彼女は16日の法廷でその「陳情書」を提出したというが、さてオーブリーはこれにどう反撃するか。「メディア露出がイヤなら、ナーラはハルではなく僕と一緒に過ごすべきです。LAにも名門私立はいくつかありますしね。つきましてはハル、養育費、教育費として月々最低でも…!?」こうして話は常に堂々巡りするのであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)