エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪・番外編】「面白いオジサンだった」 ハマコーさんを偲んで。有吉弘行がバラエティ番組で共演した思い出を語る。

「ハマコー」の愛称で知られる“政界の暴れん坊”元衆院議員の浜田幸一氏が5日自宅で死去した。生前共演したことのあるタレントでお笑い芸人の有吉弘行が、バラエティ番組でも大人気だった“ハマコーさん”について語った。

5日、急性心不全のため亡くなった浜田幸一氏とバラエティ番組で共演したことのあるお笑い芸人・有吉弘行が、5日放送の自身のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER 』(JFN系列)で浜田氏との思い出を語った。

2009年『悪魔の契約にサイン』(TBS系)という番組に出演した有吉。浜田氏に「今やりたいことは何か?」と質問の書かれたアンケートを回収に行くという企画だった。有吉は、なかなかアンケートを書かない浜田氏に「クソジジイ!」と呼ぶと、浜田氏は「失礼だ」と反論。それをきいた有吉は「クソではないですね。ジジイですね」というと、浜田氏は、「そうだよ、ジジイだよ俺は」と、茶目っ気たっぷりな返事をしたのだった。

有吉はこのエピソードを披露し、当時80歳になっていた浜田氏の人柄について語った。浜田氏に番組の段取りを伝えると、普通ならばバカバカしいと付き合ってくれないようなことでも、気さくに付き合ってくれたのだという。有吉は、浜田氏は若い頃にめちゃくちゃしていたので、80歳になっても若い人に寛大だったのではないか―と語り、「おっかないが、頭が良く面白いオジサンだった」と有吉らしい毒舌で生前を偲んだ。

ちなみに「今やりたいことは何か?」というアンケートの問いに浜田氏は、自分は地獄に行くが天国にいる母親の肩を叩きたいので「天国と地獄にアクアラインを引きたい」と答えたそうだ。今の政治家に求める、力強さと優しさを兼ね備えた浜田幸一氏らしいエピソードである。心よりのご冥福をお祈りしたい。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)