エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「実はポジティブ?」 超ネガティブキャラのイケメンモデル栗原類が“意外な場所”で豹変。

17歳にしてすでに落ち着いた雰囲気を持ち、日本人ばなれした長髪のイケメンモデル栗原類。そんな彼の最大の特徴は“ネガティブ”キャラなのだ。テレビ番組『王様のブランチ』でその彼がはしのえみ扮する“姫”をはじめ女性陣3人とデートしたのだが、さまざまな質問を受けるうちに意外な一面を見せることとなった。

最近になってバラエティ番組で見かけるようになった栗原類はMEN’S NON-NO(メンズノンノ)などで活躍するモデルである。インタビューなどをきっかけにその独特な雰囲気が話題となり、ついに人気に火がついたようだ。8月4日に放送された『王様のブランチ』にもその栗原類が早速ロケでゲスト出演した。

番組のMCはしのえみでおなじみの“姫”とレポーターの茜ゆりか、青木英李という美女3人と栗原類がデートする設定で、トークを繰り広げた。女性陣がMEN’S NON-NOで彼の写真をチェックして「トークのときの方がクールな感じ」と指摘するが、栗原類は「僕はクールではないです。ただの使いものにならない者です」とすぐにネガティブトーク全開となった。

休みの日の過ごし方について栗原類が「家で映画やコメディなんかを観ています」と話すと、「コメディで爆笑したりするの?」と女性陣が追及した。「それはないです。僕は私生活で爆笑することは滅多にないです!」と答える彼に、「笑うんじゃないの?」とさらに突っ込むと、「ハハ…」と少し反応があったのだ。

それを見逃さずに女性陣が「あ! 笑った!」と指摘すると、「笑ってないです!」と彼は否定。「笑ったわよ!」と詰め寄られても、「笑ってないです!」。「ニコッとしたでしょ?」と言われても、「ニコッとしてません!」と断固として彼は認めなかった。“ネガティブキャラ”はなかなか崩さないようだ。

そんな栗原類の大好物はお菓子のグミで、いつも持ち歩いているという。この日も“…は恋の味”と書かれたパッケージに入ったグミを食べながら、「恋ができないから、これを食べています」と話して女性陣をガッカリさせていた。彼はこれまでに4回告白して振られた過去を明かし、”彼女いない歴17年”を認めたのだ。

女性陣から「でもこれだけテレビに出ているので、(あなたのことを)気になる女性がたくさんいると思うよ!」とフォローされると、「来年はほとんど消えていると思うので」と彼はあくまでもネガティブに答えるのだった。

ところが場所を移動して東京ドームシティにあるお化け屋敷に入ったときに異変が起きたのである。怖さで有名なそのお化け屋敷にいつものように無表情で平然と入っていく栗原類に、女性3人は顔を引きつらせてついて入った。

「キャーッ!」という女性陣の悲鳴にまじって聞こえるのは、「うらめしやー」、「僕ですけどぉ」、「見つけたーっ! 見ます~っ」というイキイキとした栗原類の声だった。お化け(役の人)が顔の前に現れておどかしても、「あははははー」と奇声をあげて返すほど彼は楽しんでいたのだ。

ようやくお化け屋敷から出た“姫”は、「類くんにナニか取り憑いたのかと思って、それも怖かった」と言いつつも、「いままでにない新しい魅力を発見しました」と“イキイキ”とした栗原類の意外な一面を評価していたのである。

実は、今回のトークの中で栗原類が“ネガティブ”となった秘密が語られていた。「落ち着いてないとスタッフさんに使われないと思った」という理由から彼が控えめな態度をとっていたことで“ネガティブキャラ”が生まれたようだ。また「モデル以外に役者もめざしたい」という目的は持っており、「仕事は大好き」とも話している。彼は仕事に対しては“ポジティブ”なのだ。

そもそも草食男子が多いとされる昨今で「4回告白して振られた」という経験も、むしろ積極的といえるエピソードだろう。どうやら栗原類の本質は“ネガティブ”とは言い切れないようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)