「ヘロインと処方薬依存で余命約6か月」という衝撃的な見出しで、米タブロイド紙『ナショナル・エンクワイアラー』最新号表紙を飾ってしまったのは、映画『ホーム・アローン』(1990年)で主人公を演じた元天才子役、マコーレー・カルキン(31)である。その報道内容をマコーレーの代理人は「根も葉もない作り話」として一蹴しているが、同紙がそれに逆反論、「ならばドラッグ検査を受けてみればいい」などと主張し、非常に注目を集めている。
『ナショナル・エンクワイアラー』紙最新号が「友人談」として伝えるところによると、現在のマコーレー・カルキンは“数か月前からヘロイン漬けの生活で、数種の処方薬への依存もあることから健康状態は悪化の一途をたどっており、リハビリ施設にでも入らない限り、命はもってあと6か月”とのこと。処方薬購入のために毎月6000ドルもの金をかけており、マンハッタンに借りているアパートにはヤク友たちがたむろしているという。だがこの報道内容をマコーレーの代理人は「デッチ上げ」と一蹴、信用してはならないと訴える声明を発表していた。
一方この反論を受けて同紙も黙ってはおられず、ウェブサイトを通じて以下のように逆反論を展開している。
「『ナショナル・エンクワイアラー』紙は、最新号カバーストーリーがマコーレーにとっての警鐘になることを願っています。」
「今年はじめに逝去したホイットニー・ヒューストンらと同じ運命をたどらぬよう、プロの助け(=治療)を受けるようにマコーレーに忠告したいのです。」
また報道を真っ向から否定したマコーレーの代理人に宛て、同紙はこうも加えている。
「もしマコーレーの代理人が『ナショナル・エンクワイアラー』紙の、正確に詳しく記した記事を否定し続けるのであれば、医療研究所で血液検査を受ける機会をマコーレーに提供する準備もできています。」
ちなみに同紙は3月にドラッグが原因で死亡した元ヤク仲間の家族から話を聞いたと主張し、「(仲間が)死亡する前、マコーレーと共にドラッグを摂取したと仲間の家族も認めています。」とも綴っている。
ドラッグ依存が事実か否かは別として、ゲッソリと痩せ細り、いかにも不健康に見えるマコーレーを心配する声は多い。ちなみに同紙の反論声明が掲載された直後より芸能サイト『Gossip Cop』はマコーレーの代理人にコメントを求めているというが、現時点では返答はないとのことだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)