人気コミックを実写映画化した『るろうに剣心』で、主演を務める佐藤健。8月25日の公開を控え、朝の人気情報番組のトークコーナーに出演し、映画撮影中の裏話や理想の女性像について語った。
「え~、“るり剣”やるの? 大丈夫?」と、4歳下の妹から鼻で笑われたという佐藤健。8月15日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)では、一足先に『るろうに剣心』を観た司会の薬丸裕英が「殺陣が本当に美しかった」と感心した様子で話す。佐藤は派手なアクションシーンも余裕があるように演じなければならず、撮影開始の2か月前から殺陣ばかりでなく、壁を走る練習などもやっていたという。この映画の試写会に参加したネットユーザーからの感想は、「アクションシーンは大満足」という声が多い。佐藤の妹が心配していたのもこの点であろうが、どうやら期待を上回る出来映えとなっているようだ。
若い女性から絶大な人気のある佐藤が理想とする女性像は、かなりハードルが高い。特に重要視するのは、“家庭的”な面だという。家事が全くできない佐藤は、女性にその役を担って欲しいのだ。他には上品で明るい性格、そして色気もある女性となると、なかなか出会うのは難しそうだ。しかし佐藤は「(過去に)そういう女性、いましたよ」とニヤリ。23歳の若い男性とは思えない、余裕の微笑を浮かべていたのが印象的であった。
『るろうに剣心』で共演している香川照之とは、以前にもテレビドラマで佐藤は共演している。そのドラマで佐藤のマイペースぶりに、大変驚いたそうだ。主演の木村拓哉(SMAP)の前ではベテランの香川ですら緊張するのに、当時19歳だった佐藤は自信満々に堂々としていたという。
香川は“バンビみたいな外見と中味は違う”と、佐藤を評する。確かに終始落ち着いていて、物事に動じないところが今日のトークからも伝わってきた。香川が言うように佐藤は、実は「大変な大物」なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)