エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】横浜銀蝿のTAKUがバンド“イーセット”の解散を発表。原因はメンバー間の「決裂」。

ロックバンド横浜銀蝿のベーシストTAKUが、自身が参加する3ピースバンド“イーセット”の解散をブログで発表した。9月23日に予定していたライブも中止となり、ファンからも突然の解散を惜しむ声が届いている。

“ツッパリHigh School Rock’n Roll”シリーズが1981年に大ヒットしたロックンロールバンド横浜銀蝿は一旦解散するも98年に活動を再開している。そんな中でベーシストのTAKUは自身で3ピースバンド“イーセット”を組んでライブハウスを中心に活動していたのだ。

ところが彼のブログ『Area-TAKU Blog』で8月7日に「突然で恐縮ですが…本日この瞬間をもってイーセットを解散します」と解散宣言がなされたのである。“イーセット”結成から4年3か月の間、応援してくれたファンへ礼を述べると共に「新しい何かを求めて頑張っていきますんで、今後も乞うご期待です」と次の活動へ意欲を見せた。

突然の解散宣言にファンからも驚きや解散を惜しむ声とともに「納得がいかない」、「ちゃんと説明を」という意見も出た。それを受けてTAKUは「もっともだ。応援してくれたファンに失礼かもしれない」と詫びると「だから正直に書くよ。解散の理由? 松本純と俺が決裂したからだよ」と明かしたのだ。

“イーセット”はベースのTAKUとギターの松本純、ドラムスの藤崎涼の3人で結成され、オールディーズライブハウス『小岩ジョニー エンジェル』などでライブを行ってきた。TAKUも「スーパーギタリスト」と呼んでいた松本純だが2人の間でなんらかの意見の食い違いがあったようだ。

そんな“イーセット”には「銀蝿とはまた違うかっこよさがあってイイ」と横浜銀蝿とは違った雰囲気のステージを楽しみにするファンも多かった。それだけに解散は惜しまれるが、TAKUも「新しい自分の可能性を最高の仲間と共に追求していきたいと思います」と話すように次の目標へ向かうための決断だったのだろう。今後の活躍に期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)