イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】パリス・ジャクソンちゃん、叔父ランディを嘘つきの危険人物と批判。ジャクソン家の結束にいよいよ黄色信号。

2009年6月に他界した“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの3人の遺児のうち、一番多弁なのは長女のパリス・ジャクソンちゃんである。この子が今、マイケルの弟であるランディ・ジャクソンに猛烈に反発している様子だ。

ご存じの方もいらっしゃるかと思うが、このほど故マイケル・ジャクソンのきょうだいであるリビー、ティト、ジャーメイン、ランディ、ジャネットが名を連ね、マイケルが残した遺言書の執行人に選ばれているジョン・ブランカ氏およびジョン・マクレイン氏について、職務怠慢につきただちに解雇するよう、遺産を管理する「マイケル・ジャクソン・エステート財団」に求めていた。

しかし財団は、「きょうだいらはニセの情報に振り回されているようだ。マイケルのファンのためにもつまらない騒動は避けたい」などとして、それをはねのけている。そして17日夜、マイケルの弟であるランディがその怒りをTwitterにぶつけ、争いは法廷に場を移す可能性が高くなってしまったことを芸能情報サイト『TMZ.com』が報じている。

その遺言書では、財産分与に関しては母のキャサリンさんに40%、3人の子供たちで40%を分割、慈善団体に残りを寄付するようにと指示されている。では、きょうだいの今回の動きの目的は一体何であろう。取り分が全くないことへの異議か。だがランディの主張は違った。マイケルの膨大かつ今も増え続けている遺産の計上について、両氏がきちんとした仕事をしない様子に母キャサリンさんは長いこと苛立っており、ストレスのあまり軽い心臓発作を起こしてしまったというのだ。

ところがパリスちゃんが18日、「おばあちゃん(キャサリンさん)の体調はどこも悪くないわ。誰がこんなデマを流したのかしら。親戚の中にも変な人がいるとしたら、私は愛する家族を真剣に守らなくちゃね」とツイートした。その数分後、パリスちゃんはついにランディを名指しし、「でっちあげた話をあれこれと人に話して回っているみたいね。それはご苦労様って感じ。でもそういうのって全く感心しないわ」と批判した。

いくら一族の結束は固いと言え、稼ぎや暮らし向きにも差があるこのジャクソン家。ただでさえメンバーが多く、若くして逝ったマイケルの遺産もすごい。それぞれの胸の内、本音を探り合うほどに脆い部分も露呈していたはずだ。恐れていたことがいよいよ起きているのだな、という印象が否めない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)