イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】マイケル遺児パリスちゃんが爆弾発言。アルバム“MICHAEL”には別人が歌ったものも!?

突然の死から1年半という2010年12月に発売された、トランプの「ジャック」を思わせるジャケットもキュートな故マイケル・ジャクソンのアルバム『MICHAEL』。だが娘のパリスちゃんがそのリリース前に、「別の歌手が歌っている」という爆弾発言を放っていたことが分かった。

そのアルバム『MICHAEL』は、“マイケルがスタジオで秘密裏に録音を重ねていた、極めて貴重なオリジナルの音源”という触れ込みのもとで発売され、マイケル・ファンはもちろん飛びつくように購入した。だが芸能情報サイト『TMZ』が報じているところによれば、マイケルの長女パリスちゃんは当時、「他の人物が父の曲を代わりに歌っている。まるで詐欺行為よ」と親しい友人に漏らしていたようだ。

実はマイケルの死後、“マイケルの声だけそっくりさん”が存在するとして大きな話題になっていた。彼の名はジェイソン・マラカイ(Jason Malachi)。いくつもの動画を作成し、自身でYouTubeに投稿しているため、興味がある方は是非検索してみて頂きたい。マイケルよりやや低音ながら歌声は実にそっくり。マイケル独特の、あの“しゃくりあげ”も見事である。

パリスちゃんはそのアルバムがリリースされる前のこと、友人らとビデオチャットを交わす中で、“Hold My Hand”という曲を流して聞かせたという。“何となく、マイケルとは違うような印象がある”という友人の反応に、“だってこれを歌っているの、パパじゃないんだもの。このアルバムがパパのものだなんて大間違いよ。その男が歌っている様子を思い切ってインターネットに流しちゃおうかしら”とパリスちゃんは返している。

“YouTubeがそれを証明してくれるわ”と、友人らにマラカイの投稿ビデオを確認するよう促したパリスちゃん。マイケルはいつも子供たちに歌を聞かせてくれていたとし、“それがパパの声か違う人のものか、私にはハッキリと分かるわ”とも綴った。このチャットのやりとりをある大手メディアが一文字も漏らさずに押さえているというから、関係者もピリピリムードであろう。

もちろん、マラカイとソニー・ミュージックはこの噂を完全に否定しているが、特に子供というのは計算も遠慮もない素直な感想を口にするため、身内からの爆弾発言には頭を抱えているだろう。マラカイの出現に、「マイケルの美しい歌声はこの男を通じて蘇る」と喜んだ人間がいるのは事実だが、それを商業目的で利用するとなれば話は別。家族やファンを決して失望させてはならないはずだ。マイケルはたった1人、孤高の“キング・オブ・ポップ”であったことを私たちは忘れてはなるまい。

その“Hold My Hand”はこちらでどうぞ。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)