昨年夏、3年契約でNBA「ニューヨーク・ニックス」に移籍した“Mr.トリプル・ダブル”ことジェイソン・キッド選手が、自ら運転する車で激しい衝突事故を起こしていたことが分かった。
あのマジック・ジョンソンに影響を受けた名ポイントガードとして、「ダラス・マーベリックス」、「フェニックス・サンズ」、「ニュージャージー・ネッツ」でプレーしてきたジェイソン・キッド(39)。中でも「ネッツ」での活躍は素晴らしく、2002年、2003年とイースタン・カンファレンスの代表としてNBAファイナルに出場。昨年7月には「ニューヨーク・ニックス」に3年契約で移籍し、40代を前になおも現役として頑張っていた。
だがこのほど、そんなキッドが飲酒による大変な自動車事故を起こした。場所はニューヨーク・マンハッタンの北東に位置する、高級避暑地として有名なロングアイランドのサウスハンプトン。特にセレブの別荘が多数建っている地区である。このサウスハンプトン・タウン警察署の事故車両保管場所に、彼の車が現在このような無残な姿で鎮座している。
気になるキッドの様子だが、鍛え上げられた強靭で大柄な体はビクともしなかった。車をこの通り大破させておきながら、彼自身はほんのかすり傷程度で済んだというから奇跡的としか言いようがない。もっとも、シーズンオフと言えども飲酒運転は違法行為。チームとしてもNBAとしても見逃すことは出来ないであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)