6月8日、サンタモニカの「パシフィック・コースト・ハイウェイ」でポルシェを運転中、前を走るトレーラーに激しく追突する事故を起こしていた女優のリンジー・ローハン。事故の原因は彼女の前方不注意か、それとも…!?

その事故原因を調べているサンタモニカ署の警察官に対し、最初は「トレーラーの運転手が私の進路を妨害してきたせいよ」と語ったリンジー。しかし相手の運転手が「自分はずいぶん前からその車線を走っていた。事故の後は口止め料まで提示された」と説明し、リンジーは完全に立場が悪くなった。

すごい勢いでトレーラーに突っ込み、ポルシェのフロントは無残にも大破。そのショッキングな写真を見せられた後に、私たちはリンジーが「ブレーキの故障よ！　リース会社からは2日前に整備したって聞いたけれど、ブレーキが効かなかったの」と友人にボヤいたということを知る。だがそれが本当であれば、人々は恐ろしくてポルシェにはもう乗れなくなるではないか。

リンジーに車を貸していたリース会社と、メーカーであるポルシェはこの報道にはもう大慌て。同じ年に製造された同じタイプの車両を用いて、走行とブレーキング性能のテストを幾度も重ねることを余儀なくされた。リース会社の発表した結果はもちろん“異常なし”。他者にとんだ濡れ衣を着せるところであったリンジー、口から出まかせの言葉を思いつきでポンポンと話す癖が、どうやらまだ治っていない様子である。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）