キム・カーダシアンとの離婚を、「裁判でキッチリと片を付けたい」と鼻息を荒くしていた“悲劇の夫”、クリス・ハンフリーズ。純情で誠実な雰囲気の彼は、メディア露出の高い派手な女性を妻にして失敗し、多くのことを学んだはずであったが…。

キム・カーダシアンとの結婚生活が72日間で破たんし、離婚手続きに入っているNBA選手のクリス・ハンフリーズ。「今でもキムを愛している。離婚が成立するまでデートはお預け」と堅いことを言っていた彼が今、思いもかけない窮地に立たされている。

離婚でメディア露出はますます増え、キムはそれなりにご機嫌な様子であったが、一方のクリスはNBAが新シーズンに突入ということもあり、ロウキーを保ちながら「あの結婚自体がフェイク。自分は騙されていた」と主張。キムが新恋人のカニエ・ウェストとラブラブであることについても、「自分はまだそういう心境にはなれない」と言い、まさに“悲劇の夫”という感じであった。

ところがここに来て、クリスが元のガールフレンドであるマイラ・シナナージュさんと会っていたことが発覚した。これはまずい。彼は先月下旬、キム側の弁護士の質問に応じた際、自信たっぷりに“フェイク婚”を主張したところ、案の定マイラさんとの密会について触れられ、「彼女は特別な存在ではないです。お金目的で僕に近寄って来ただけでしょう」とキッパリ恋愛感情を否定していた。これがマイラさんの怒りを買ったことは言うまでもない。

そして4日、今度はマイラさんがクリスにとんでもない仕返しをした。彼女はツイッターで、「私は現在妊娠3か月、男の子の赤ちゃんを身ごもっているの」と告白したのだ。父親は100％クリスだと主張しており、しかし結婚したいという気持ちは全くない様子。月々の養育費仕送りさえキチンとしてくれれば、それで十分ということらしい。

「今でもキムを愛している」と語り、悲劇の夫の顔を保っていたクリスだが、彼の気持ちもこれまた“フェイク”であったということ。こうなって来ると、証人が次々と現れては色々な出来事をバラし、メディアもそれを逐一国民に向けて報告する…そんな離婚裁判に持ち込まず、協議だけでアッサリと手続きしたら？という気がしないでもない。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）