俳優チャーリー・シーンを“ハリウッド一のお騒がせ男”にしてしまった人物、と叩かれていた元アシスタントの男性が、このほど変死体で発見された。
写真の男性は、ハリウッドの超問題児の異名をとる俳優チャーリー・シーン(46=写真円内)の元アシスタント、リック・カラマロ氏。昨年4月、しばらくニューヨークに滞在していたチャーリーのためにあれこれと奔走していた頃の姿である。
元はクラブプロモーターで夜の世界を熟知している、そんなカラマロ氏と組んだ途端に暴挙や奇行が始まったチャーリー。そのためカラマロ氏は、「チャーリーをクスリ漬けにして一緒に悪い遊びを楽しんだ、非常に胡散臭い悪い男」と叩かれることも多かった。
そんな彼が1日、ロサンゼルスのアパートの自室で、変死体となって発見された。警察官はその遺体の状況から、死後数日経ったものと判断しているが、アルコールのボトルや鎮痛薬をはじめとする多数の処方薬のボトルが残されていたことから、薬物とアルコールの併用摂取がもたらす「急性薬物中毒死」の可能性を否定できないようだ。
09年末の妻へのDV事件あたりから始まった、チャーリーによるお騒がせニュースの数々。連日のように続くコカイン吸引を伴ったハードなパーティでは、無数の売春婦やポルノ女優と戯れ、また泥酔してホテルで大暴れし、一緒に泊まったポルノ女優に訴えられたこともある。
これらによりチャーリーの人物評価は著しく下がり、CBSのシットコム『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ(原題:Two and a Half Men)』をクビになるなど、仕事量もガクンと減ってしまった。カラマロ氏もそこでフェードアウトを余儀なくされ、その後はクスリに依存する生活が続いていたのか、最近の彼はひどく痩せ、顔色もすぐれなかった様子だ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)