イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】トム・クルーズの弁護士が告白。「トムが一番心配していたのはスリちゃん」。養育費は10ミリオンドルとの報道も。

俳優トム・クルーズ(50)と女優ケイティ・ホームズ(33)が瞬く間に離婚に合意しメディアを驚かせたばかりだが、愛娘スリちゃん(6)と暮らす平和な日々をも失うこととなったトムの胸中はかなり複雑だったようだ。ケイティの弁護チームと水面下で協議を進めたトムの凄腕弁護士バート・フィールズ氏はメディアの取材に応じ、「トムが最も案じていたのは娘であるスリちゃんのことでした」などと述べ大変な話題となっている。

トム・クルーズとケイティ・ホームズの離婚は、まさに今年一番の大ニュース。世界中のメディアが報道合戦を繰り広げその多くが「サイエントロジーこそが離婚の原因。離婚協議に関する指示も出していたはず。」と報じているが、トムの弁護士バート・フィールズ氏はその報道を一蹴。「サイエントロジー信者が協議内容を指示したという報道は全くのデマ。サイエントロジー関係者は協議の場には立ち会っておらず、私は彼らに電話もしていません。両者を担当する弁護士間の協議に彼らは一切関与していないのです。」と語り、双方の弁護士が理性的に問題に対処したこと、また数日間の徹底的な協議を経て妥協点を見出したことも同時に明かしている。

この離婚協議はフィールズ氏自ら、ケイティのいるニューヨークに飛び実現したものなのだが、トムは協議を同氏に一任するにあたり懸念していることがあったという。それはもちろん愛娘スリちゃんのこと。米誌『People』の取材に応じ、フィールズ氏はこう語っている。

「トムはこれまで誰よりもスリちゃんのことを心配してきました。スリちゃんのことをずっと案じていたのです。今後もトムとスリちゃんは大きなかかわり合いを持ち続けていくはずです。」

また気になる今後の養育費であるが、芸能サイト『TMZ』は今後12年間に総額10ミリオンドル、日本円にして約8億円がトムから支払われることになったと報道している。これはハリウッドでもトップクラスの稼ぎを誇るトムにとっては決して“支払えぬ額の金”というわけではなく、むしろ「全財産をケイティに渡してでもスリちゃんとの暮らしを続けたかった」というのがトムの本心だろう。

だが双方は意外なほどすんなりと離婚の条件に合意。その理由は「結婚生活の破綻原因がサイエントロジーだから」という見方が濃厚だが、当事者であるケイティとトムの間では口外してはならぬ事項もすでに協議済みのはず。離婚の直接的理由が仮に宗教であったとしても、今後2人がそれを認める可能性は限りなく低いはずだ。

どうしてこんなことに。そう思い悩むトムは今なお深い喪失感に苦しみ、また悲しみに暮れているというが、すでにサイエントロジーからカトリック教に改宗したと報じられるケイティの表情はどこまでも明るい。トムが「心配でならない!」というスリちゃんの養育費についても合意に至った今、ケイティは天職である女優の道を極めるべく再スタートを切っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)