エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「ターニングポイントは髪の毛を40センチ切ったこと」。意外に苦労人?剛力彩芽。

現在のCM広告契約数は18本、まさに今年注目度No.1の若手女優・剛力彩芽(19)。苦労せずに表舞台に立てたように思われる彼女だが、芸歴は10年と意外に長い。その間には、何度もオーディションに不合格となるなど苦労も経験しているようだ。だが、彼女がいつも明るく前向きで努力を続けてこられたのは、友達のように仲が良いという母親の支えがあったからだと語る。

剛力彩芽は小学4年生の時『全日本国民的美少女コンテスト』に参加したが、2次選考で落選。だが直後に今の所属事務所であるオスカープロモーションから声をかけられ、芸能活動を始めた。その後2008年から人気ファッション誌『Seventeen』の専属モデルとなるが、それまで目立った活動は無く『Seventeen』の専属モデルのオーディションにも3回目の挑戦で、やっと合格を手に入れたのだ。

7月5日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)のトークコーナー“はなまるカフェ”で剛力は、自身のターニングポイントとなった出来事を教えてくれた。それは昨年初めに放送された連続ドラマへの出演をきっかけに、へその辺りまで長さのあった髪の毛をバッサリと切り、ショートヘアにしたことだという。大胆なイメージチェンジとなったわけだが、その直後から「あの娘は誰?」と注目されるようになった。「役作りでなければ40センチも髪は切れなかった」という剛力。確かにロングへア時代の彼女は清楚で可愛かったが、よくいるタイプのモデルに見える。だが、ショートへアにしてから彼女は生き生きとした躍動感が溢れ、テレビ画面の中で輝き始めたのだ。

剛力の母親は明るく常に物事をポジティブに考える女性で、彼女は外見も性格も母親似だと語る。そんな母が彼女に「嫌なことや困ったことがあったら、これを読みなさい」と渡してくれたのが、母親が結婚する前に剛力の父親からもらった手紙だという。遠距離恋愛時代に送られた手紙で、2人が様々な困難を乗り越えるために父が母を励ます内容となっているようだ。彼女はこの手紙をお守りのように、肌身離さず持ち歩いている。

剛力が所属するオスカープロモーションには現在、約6000人が登録しているそうだ。そのトップグループに入る若手の1人が、彼女である。しかし、剛力は何かのコンテストでチャンピオンになったわけでもなく、オーディションに何度も落ちるなど決してエリートコースを歩んできたわけではない。弱音を吐かず前向きに努力したからこそ、今の活躍があるのだろう。今後は5歳から習っているという特技のダンスを生かした舞台を、ぜひ見せてもらいたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)