少し前から、前髪を眉のあたりでバッサリと切り揃える女性が増えている。ハリウッドでは、特にブルネット女優がこぞって挑戦しているこの髪型、あなたはお好き?
前髪パッツンの女優がかなり増えた最近のハリウッド。だが皆さん基本的に美人とはいえ、顔かたちは実に様々。ヘアスタイルはいついかなる時代においても、顔の形や身長とのマッチが大事だと言われている。
3日、LAはユニバーサルシティの「ギブソン・アンフィシアター」にて、MTVが優れた映画作品を称える『2012 MTV Movie Awards』が開催された。そこで注目を浴びたのは、髪型を大きく変えた女優のジェシカ・ビール(30)であった。
それまではゴージャスなカーリーロングであった(写真・右下円内)髪を、ストレートにして前髪をパッツンとカットしたジェシカ。その上、頬の横にはちょっとした段も確認できる。日本でもこの“姫カット”は、ロリータファッションやフィギュアの世界では今なお絶大な人気を誇るヘアスタイルだ。
だが彼女のこのイメージチェンジに、女性の間からは“Out!”、つまり「前の方がずっと良かった」という声が多数出ているから残念である。そもそも彼女は目鼻立ちが落ち着いた雰囲気で面長、キュートさを求めたい男性が飛び付くタイプの女優ではない。確かにこの髪型では、彼女が本来武器にしている大人っぽいセクシー感が引っ込んでしまった感じが否めない。
巻いたり、色を変えたりはまだ良い。だが、切ってしまったものはリセット出来ないではないか。それを「前の方が良かった」と言われるのは、あまりにも悔しい。コンピュータで似合う髪型探しのシミュレーションが可能な今の時代、もう少し事前の研究が必要だったかも…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)