ここ数年、日本の医療技術の向上には目を見張るものがある。最新の遺伝子検査では、なんと将来かかるであろう病気までもがわかるという。そんな最新遺伝子検査を、お笑い芸人・カンニング竹山が受けることになった。ここで彼は衝撃の結果を目の当たりにすることになる。
『教科書にのせたい!』(TBS系)で「病気を防ぐ健康SP」が放送され、カンニングの竹山隆範が最新遺伝子検査を受けた。
40歳を過ぎて自分の健康が気になってきたという竹山。最新医療である遺伝子検査で将来かかりやすい病気をチェックすることになった。この検査では、心筋梗塞や脳梗塞、高血圧、肥満、アルツハイマー、糖尿病などにかかる可能性を知ることが出来る。採血するだけで検査が出来るということで、この先の医療に活躍が期待される。
毎日ビールや焼酎を10杯以上飲み、煙草を一日3箱も吸うという竹山の不摂生な生活がスタジオで明らかになった。「変な結果が出たら、この収録全然おもしろくない」という竹山に、先生は「リスクの塊のような体型」とキツイ一言を放った。
肥満はがんのリスクがあると言われ、竹山とスタジオにいた伊集院光の顔が曇った。
その後、竹山が“かかりやすいであろう”病気が発表された。まず脳梗塞。血管年齢が10歳高く、煙草を一日に3箱吸っていることが一番の原因のようだ。そして寿命が普通の人より短いと発表された。長寿に関係するアディポネクチンというたんぱく質が同年代の人の四分の一しかないというのだ。さらに過食によっても長寿遺伝子は短くなるという。寿命を延ばすためには食事を制限し、魚やビタミンD、食物繊維を多く摂取する。さらに運動も必要とのこと。このアドバイスを聞いた竹山は「やりますよ!」、「それしかないでしょ、死んじゃうよって言われたら!」と必死な様子であった。
さらに竹山が一番かかりやすい病気に心筋梗塞が挙げられた。心筋梗塞の要因となる超悪玉コレステロールが測定感度以上あるという。喫煙が要因となっているようだ。元々ビタミンC濃度の低い竹山が、喫煙によってさらにビタミンCを破壊、常に不足している状態なのである。食事や運動には気を付けたいと言っていた竹山だが、健康を取り戻すカギとなるのはやはり禁酒と禁煙であろう。
同じく芸人のバナナマン・日村が肥満や不摂生な生活から、健康上の問題を指摘されたのは記憶に新しい。過酷な芸人の世界はまさに身体が資本。これを機会に、竹山には自らの生活を見つめなおし、健康な身体をもって我々を末永く楽しませてくれる芸人になってほしい。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)