AKB選抜総選挙で4位と躍進した指原莉乃が、レギュラー番組『笑っていいとも！』に出演した。オープニングで共演者からくす玉で祝福されたが、司会のタモリからは皮肉たっぷりにいじられていた。

指原莉乃が6月6日のAKB総選挙を終えて5日目となる、6月11日の『笑っていいとも！』に生出演した。オープニングでは、香取慎吾が「4位おめでとうさしこ」とデザインされた帽子を被るなどしており祝福ムードだった。

ステージ中央には大きな金色のくす玉が下がっているが、タモリは「なんのくす玉なの？」ととぼけて核心に触れない。言葉には出さないが周囲が指原に注目しているので、彼女もたまらずにくす玉のヒモを引こうとするが、「自分で割るの？」とたしなめられる場面も。千原ジュニアがようやくヒモを引くと“祝。指原莉乃 総選挙第4位”と垂れ幕が下りたのだ。そんな『いいとも』流で祝福されて指原も感激したようだ。

やがて指原の選挙結果がパネルで紹介されると、タモリから「これは、3位までが当選ということ？」、「たかみなの方がかわいい。麻里子様の上というのはおかしい。やり直したほうがいい」などといじられていた。さらに「全体的に調子に乗っているよね！」といわれると、「調子になんて乗ってないですよ。まっ平らな状態です」と指原はあわてて否定するが、香取からは「次は1位じゃないですか」と冷やかされて弱っていた。

そんな状況で指原莉乃が最後に「来年はなるべくセンター辺りをめざして。というのはさておき頑張りたいと思います」とコメントした。すると、今度はタモリの反応が打って変わって「いいよ！　コメントはそれくらいでいいんだよ！」と指原を評価したのだ。

総選挙の生放送をタモリはマネージャーと飲みながら見ていたが、武道館でのメンバーのコメントの長さにうんざりしたという。「みんな『グラミー賞でも取ったのか？』というくらい長いんだよ！」と泣き顔でコメントするマネをして見せた。指原は「そんなんじゃない！」と否定したが、「見てくださってありがとうございました」とそこは感謝していた。

今回16位以内に選ばれたメンバーのコメントは、印象に残る名言が多かったという声も多いが、タモリからすると「さっさと結果を発表すればいい」となるのだ。確かに今回は1位の大島優子のコメントが放送時間に入らないほど時間が不足しており、各自のコメントの時間配分は今後の課題となりそうだ。

とはいえ、宮澤佐江のように家族をひとりずつ紹介するというコメントが飛び出すとファンも嬉しいはずだ。篠田麻里子の若手への挑戦状ともとれる発言も、自由にコメントできる環境があればこそだろう。時間配分も考えながら内容はあくまで自由にできる。難しいがそんな運用が望まれる。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）