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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「AKB研究した」森山未來。“自己完結型”高良健吾。あっちゃんも仰天の強烈俳優たち。

映画『苦役列車』で主演の森山未來をはじめ、共演した高良健吾と前田敦子が朝の情報番組『めざましテレビ』に出演した。撮影現場での様子を語る中で、共演3人それぞれの強烈な個性を垣間見ることができた。

芥川賞を受賞した西村賢太氏による小説を映画化した『苦役列車』。主人公・北町貫多は“日雇い労働で稼いだ金を酒と風俗につぎ込む”といった作者を思わせるような人生を送る。そんな彼と関わっていくのが、専門学生の日下部正二と古本屋で働く大学生、桜井康子だ。

6月19日の『めざましテレビ』では共演した森山未來、高良健吾そして前田敦子の3人に軽部真一アナがインタビューを行った。映画の話題がひとしきり出ると、撮影現場での感想として森山が「前田さんはちょっと変わってますね」と明かすと高良も「変わってますよね」と同調したのだ。ここで「高良さんには言われたくない」と間髪いれずに反論したのが前田であった。

高良から変わり者扱いされたことが心外だったようだ。森山は「高良君も変わってますね」と、矛先を変えて高良について語りだした。実は3人が撮影現場で一緒だったのは3日間程度だという。その短期間で2人の印象に強く残ったのが高良の会話なのだ。「高良節みたいなのがたまに出てくるんです」、「会話しているのか、していないのかよくわからない時がある」と森山は説明した。例えば高良が何かを口にしたとして、それに対して森山が返そうとすると先に高良が自分で結論を出している。「…あっ…てことはこういうことなんですよね…たぶん…あっ、でも…」と勝手にひとりで会話が始まり自己完結してしまう。これが“高良節”なのである。

前田敦子もこの“高良節”を聞いて高良健吾は変わっていると思っていたところに、逆に彼から「変わっている」と言われ耐えられず“反撃”したというワケだ。

ちなみに、森山も高良も前田敦子と共演することで、事前にAKB48についてかなり研究したらしい。軽部アナから「推しメンは誰か?」と聞かれた森山は「涙サプライズのPVを見て…」とまで触れたが、推しメンは明かされなかった。おそらく前田敦子なのだろうが、本人がいたことで言いづらかったのではないか。

そんな3人が好演する映画『苦役列車』は7月14日から全国ロードショーされる。暗くなりがちな設定で、どう希望を見出していくのかも見どころだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)