連夜早朝までのパーティ・ハードな日々に、睡眠不足と疲労が重なって歌姫リアーナが緊急入院したのは今月8日のこと。小学校時代の恩師も今のリアーナの状態をひどく心配している様子だ。
ニューヨークでのその入院時、彼女が訴えていたのは激しい疲労感と脱水症状。基本的な検査と栄養補給の点滴を受けて翌日にはLAに戻った次第だが、とにかく周囲からは今、リアーナが重度の「パーティ依存症」に陥っていると指摘する声が高まっている。
しかしリアーナは若いゆえ体力の回復も早く、仕事も熱心である。最近はロンドンで開かれたカニエ・ウェスト&Jay-Zのコンサートに飛び入りし、会場のファンをおおいに沸かせていた。だがそのような中、バルバドスで少女時代を過ごしたリアーナの恩師、現在64歳のビショップ・ヴィバート・ロウ先生が英芸能誌『Now』の取材にこう答えている。
「彼女はとにかく進む道を誤っています。飲酒、喫煙の量も増えていると聞くし、年少のファンへの影響も考えずに素行もどんどん悪くなっているようです。Twitterに投稿された入院時の点滴の写真を見ましたが、本当にショックでした。」
だがそのような写真を投稿するということは、彼女の内面に“誰かに助けて欲しい”という気持ちがあるからだとするロウ先生。隣にいてあれこれと心配してくる人は時にウルサイものだが、今の彼女にはとにかく1人、損得抜きでそばにいてくれる親身な人物が必要であると指摘する。
「彼女がこのままの生活を続けるのであれば、2月にクスリとアルコールのせいで亡くなった、ホイットニー・ヒューストンのような悲しい顛末を迎えることになるのではないでしょうか。そう思うと私は心配でなりません。いえ、決して私だけではない、昔の彼女を覚えている全員が心配しています。」
パーティ狂を自覚している人々は、若いうちは体力があるし肝臓も丈夫などと笑っているものだが、最終的にはこれが原因で自分の命を縮めてしまうことも本当に多いと言われている。パーティには喫煙者も多く、ドラッグやラフなセックスを楽しむ場となりがちだからだ。デスパレートに遊び続けるリアーナ、祖国バルバドスでお世話になった懐かしい方々の顔を思い出し、少しずつでも軌道修正を心掛けて頂きたいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)