09年2月のDV事件を乗り越え、3年が過ぎた今ではコラボまで出来る仲に戻っていたクリス・ブラウンとリアーナ。しかし、彼らが再び冷戦状態に陥った様子だ。

気分が良さそうな時は、ツイートのひとつひとつにハッピームードが漂う。だが雰囲気が険悪になると、言葉にトゲが感じられたりフォローをしなかったり。Twitterのやりとりは、両者の人間関係やムードが第三者にも手に取るように分かってしまうものである。

このほど、カニエ・ウェストとのコラボによる“Way Too Cold （TheraFlu-Remix）”というニューシングルをリリースしたクリス・ブラウン。そこで彼が、リアーナを不愉快にさせるような文句をフリースタイルで放ったとして話題になっている。

“オレの昔の女たちに手を出すなよ。まるで汚いアカみたいだからな。この業界では、あいつもこいつも彼女と寝たって話だぜ。一度に何人もの男を相手にするってさ。”

その曲がリリースされた数時間ほど後のこと、リアーナはピタッとクリスのツイートをフォローしなくなった。そしてほどなく、クリスもリアーナのフォローをやめてしまった。 誰もが、「クリスがヘンなことを歌うからリアーナの逆鱗に触れたのでは？」と案じたが、クリスは「あくまでも仮説だよ！　特定の名前を挙げているわけじゃないんだし、過剰反応はやめてくれよ」とツイートしてわが身を守った。

苦しい思い出を乗り越え、自分を人間としてアーティストとして再び受け入れてくれたリアーナ。2月にはコラボまで楽しんだというのに、今回の件で再びリアーナの気分を害したとなれば何とも勿体ない話である。ラップに美辞麗句は似合わないとはいえ、ヘタすれば名誉棄損で訴えられることもある。過去の女がどうのこうのというスキャンダラスな話は、ダーティ系のラッパーに任せておくべきだったのではないだろうか。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）