タレントでファッションデザイナーとしても活躍している、神田うの（37）。昨年10月に女児を出産した彼女は今春、早くも妊婦やベビー向けの衣類や関連グッズの自己ブランド「UNOUNO」を発表。実業家の夫の妻でもあるうのの私生活は、一般庶民とはかけ離れたものであることは想像できる。

5月7日に放送された『ネプリーグ』（フジテレビ系）にママチームのキャプテンとして出演した神田うのは、普段の暮らしに関するクイズに挑戦した。しかしレギュラーの原田泰造（ネプチューン）曰く「（うのは）セレブ過ぎて」、トンチンカンな回答続出となってしまった。

「高級スーパーの『紀ノ国屋』や『明治屋』でしか食料品は買わない」という方は、うのだけではないだろう。またクイズで出された“ホームセンターの会社名を答えよ”では、「ホームセンターって、何？」とつぶやき、「赤ちゃん本舗！」と叫んでも彼女なら仕方が無い。大ベストセラー養老孟司氏の著書『バカの壁』を『おバカさん』と間違えてしまったが、他にも不正解者がいたのでうのだけが知らなかったワケではない。

しかしネット上で話題になっているのは、“日本の紙幣に描かれた歴史上の人物を答えよ”のクイズに、うのが一人も名前が出てこなかったからだ。

現在発行中の紙幣にある福澤諭吉や樋口一葉、過去に発行された紙幣の聖徳太子や伊藤博文など、これらの人物は日本史の授業の中でも必ず耳にする名前である。大抵はだれか一人くらい、思い浮かぶだろう。

「最近、お金を見ていないから」と少しだけうな垂れる、うの。本人もこの問題を答えられなかったのがショックだったのか、「バカ丸出しですね」と力なく語っていた。

放送後ネットユーザーからは「さすがに台本の演出だろ、これは」と、わざと彼女がセレブキャラを演出する為の言動ではないかとの声があった。だがこの番組の展開はタレントとして、自己ブランドのクリエイターとしての「神田うの」にプラスになったのだろうか？　ファッションブランドのイメージを大切にしたいなら、いくらPRの一環であっても、彼女のクイズ番組への出演は避けた方が賢明かもしれない。
（TechinsightJapan編集部　みやび）