5月11日、ある人気番組に俳優・塩谷瞬（29）の二股騒動で、自身のブログ以外では沈黙を守っていたタレントで料理研究家の園山真希絵（34）が出演し、当時の胸中を語った。芸能人らもこの番組に注目していたようだが、どうやら興味があったのは園山の話ではなく出演した番組自体であるようだ。

『中居正広の金曜日のスマたちへ』（TBS系）ではスペシャル番組として2時間の枠を用意し、園山の経歴や経営する飲食店の紹介、塩谷との出会いから破局に至るまでの経緯が本人の口から詳しく真相が語られた。

まさに“時の人”である園山をどこよりも早く番組ゲストとして招き、タイムリーな放送に漕ぎ着けた『金スマ』。彼女が簡単に出演を承諾しなかったであろうことは、素人である私たちでも想像できる。それにしても今回の園山だけでなく、話題になっている人たちを次々とゲストに招くことができる、『金スマ』のスタッフ陣。そこには彼らの並々ならぬ熱意や努力があったのは、間違いないだろう。

5月12日、お笑い芸人・東野幸治はブログ『東野幸治のこの間。』の中で、『金スマ』についての見解を述べている。「しかし、なんで『金スマ』なのか？」と、時の人がこの番組を赤裸々告白する場に選ぶ理由を彼なりに考えたようだ。もちろん、スタッフの血のにじむような交渉もあるだろうが、MCを務める中居正広（SMAP）が話を聞いてくれるという、“ブランド力”が大きいことをあげている。

落語家の春風亭小朝も5月12日のブログ『春風亭小朝オフィシャルブログ』内で、今回の二股騒動については触れず、中居のブラックな話術を褒めている。

確かに『金スマ』では園山の肩を持ちすぎず、かと言って塩谷だけを悪者にするわけでもなく、絶妙な毒舌を交えながら番組を進めていたのはお見事であった。それでも「あの子（塩谷）カワイそうだよねぇ～、ケチョンケチョンに言われてさぁ」と番組中に何度も発言していた中居。なんでも自分の周りに塩谷のような“おバカな男”が沢山いて、中居個人としては、塩谷は面倒を見たくなるタイプの人間だそうだ。

ところで、塩谷にも『金スマ』から出演依頼はあったのだろうか。東野は、『金スマ』への“赤裸々告白する人たち”渋滞が続きそうだとした上で、自分も何かを話したいときはこの番組に出演しようかな―とブログに記している。もし、塩谷が『金スマ』に出るなら、タイミング的に早く決めないと出演できなくなりそうだ。
（TechinsightJapan編集部　みやび）