エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「保護中は高い買い物ダメ!」泉谷しげるが“生活保護問題”をバッサリ斬る。

お笑い芸人と母親の問題をきっかけに“生活保護受給”の実態が注目されている。ミュージシャンの泉谷しげるもブログで「生活保護ぶーむ?」と皮肉たっぷりに意見を述べているが、彼ならではの明快で分かりやすい内容となっている。

現時点で世論を賑わせているのは、吉本興業のお笑い芸人、河本準一と梶原雄太の2人が十分といえる収入があるにもかかわらず母親が生活保護を受給していた件である。

泉谷しげるオフィシャルブログ『兎猫豚(うびょ~とん)のみらい日記』では、5月31日にその件に触れている。要約すると「レギュラーを持っているのだから、持たない芸人から見たら収入はあるはず。自分はまだ若いのだから、『倍働くぞ』くらいの気持ちでやれば生活保護を受けずに済んだのではないか」となる。

さらに泉谷は世間に目を向けている。「真面目に働くのがバカらしくなり“生活保護ぶーむ?”が起きてるとは」と嘆くと、「生活保護成金まで居るからね~」とその一例をあげているのだ。

生活保護の受給日に長蛇の列に並んで受け取ると、その足でパチンコ屋へ行く。その腕には高価な腕時計が輝く。ごく一部だろうがそんな状況もあるという。泉谷はそれに対して「保護中は高い物買ってはダメだろうが!」と指摘する。

泉谷しげるの目は政治家にも厳しい。「レベルの高い“生活保護”を受けてる」と皮肉っているのだ。もちろん政治家は生活保護は受けていないはずだが、収入の出どころが同じく税金であることから彼はそう表現したのだろう。

ブログ読者からもコメントが届いているが、受給者は「身近な話です」という声から「辛い時期があったが生活保護を受けずに乗り切った」という内容など様々だ。政治家はこうした国民の声に耳を傾けて、現状に適した受給システムを改善することに集中して欲しい。これ以上、芸能人の実態を暴くことに集中して本質からそれる時ではない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)