5月22日から始まった第4回AKB48選抜総選挙の速報が23日に流れた。大方の予想通り昨年2位の大島優子が1位、3位の柏木由紀が2位とリードしている。ところが、AKBと番組で共演している有吉弘行がこの結果に対して「このままじゃ潰れる」とぶった斬ったのだ。
23日の速報は投票開始の翌日ということもあり、まだ様子見というところだろう。それでも大まかな傾向は見えてくる。1位、大島優子。2位、柏木由紀。3位、渡辺麻友。そして4位に指原莉乃という上位のメンバーを見て多くのファンは「やっぱりそんなところだろう」と思ったのではないだろうか。
5月27日のラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』でもこの速報結果を話題にした。有吉弘行は「これでいったら正直何も面白くない」、「1個繰り上がっただけじゃ潰れるよ。駄目だよ、このまんまじゃ」と、速報の展開では逆にAKBの人気が落ちることを懸念したのだ。
彼は前田敦子の抜けた分、その票を新しい芽に集中しろと提言している。例えば「前田敦子の票を次のスターに託さないと駄目。64位の田名部さんのとこを1位にしてやれよ」というわけだ。
AKB3期生の田名部生来は、じゃんけん選抜やぐぐたす選抜で選抜入りした経験はあるが、一般にはまだあまり知られていない。彼女に票が集まるかはともかく、有吉は“無名の子がスターになる”ドリーミングな展開を見せろと言いたいのだろう。
先日、『笑っていいとも!』に出演した高橋みなみは、「開票速報の10倍程度は最終的に投票される」と読んでいた。まだまだ、これからというところだ。毎回、終盤に順位の変動があるので、こうした有吉の発言も影響を及ぼすのではないか。
ちなみに、開票速報では19位にNMB・渡辺美優紀、22位にSKE・古川愛李や62位にHKTから初めて名を連ねた江藤彩也香などが躍進の可能性を見せる。30位の武藤十夢や39位のSKE・松村香織なども目にしない名前だと話題となっているのだ。こうして圏内に入ってきた“無名”のメンバーに注目したい。
しかしながら、メディアに登場するのはどうしても現在の選抜メンバーが中心であり、あまり知られぬメンバーが票を集めるのは難しいだろう。それでも予期せぬ結果が出る“ドリーム”こそ有吉弘行が望むところなのだ。6月6日の武道館まであと1週間、これからの動きが楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)