エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】オードリーの春日、久しぶりのピンネタを披露。しかし「ネタの責任は若林がとれ」と審査員から厳しいダメだし。

お笑い芸人の春日俊彰(オードリー)が、あるテレビ番組で3年ぶりにピンネタを披露した。その番組で、MCを務めていた相方の若林正恭には内緒にしての登場だったのだが、春日のあまりの出来の悪さに若林はただ唖然とするばかりであった。

4月4日深夜放送の『お笑いジャッジポイント』(日本テレビ系)は芸人がテレビ初出しネタを披露し、50人の審査員が採点の上厳しいダメだしが書き込まれたネタVTRをスタジオ内でリプレイ。ネタを披露した芸人は、VTRのコメントを見て反省するという内容であった。

出場芸人のトリを飾ったのが、オードリーの春日であった。ナチュラルなヘアースタイルに眼鏡をかけスーツを着用、いつものピンクベストの“春日スタイル”ではない。テレビ番組の企画で東京マラソンに参加が決定してからダイエットした為か、以前より体型がスリムになっているようだ。“スーツの似合う普通の好青年”といった姿である。

だが肝心の『危機回避講座』というネタは、スタジオの審査員やネットユーザーにも評判は非常に悪かった。両者に共通した意見は「声が大き過ぎて、うるさい」、「滑舌が悪い」など喋りに対する批判から、「擬音でごまかしている」、「全然面白くない」というネタへの厳しい指摘まで残念な評価のオンパレードである。「春日らしかった」というくらいが、お褒めの言葉であった。

春日の登場を知らなかった若林は唖然として彼のネタを聞いていたが、やがて呆れた表情に変わっていった。ネタの披露を終え自信満々な春日だったが、生の審査員のダメだしには珍しくショックを受けていた。

「このネタの責任は若林がとれ!」との審査員からのコメント通り、芸に対する春日の独特な発想力や瞬発力を生かせるのは、若林しかいないだろう。この番組を見ていたら、久しぶりにオードリーの漫才が見たくなってしまったのは、記者だけではないはずだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)