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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「夢のよう…」。“Negicco”芸歴10年のアイドルグループが『いいとも』デビューに感激。

アイドルグループのNegicco(ねぎっこ)が、人気番組『笑っていいとも!』に初登場した。本番では笑顔でネギを手にトークと歌を披露した彼女達だが、内心は相当に緊張していたようだ。メンバーがブログで出演後の様子を綴っているが、素直な心境が伝わり微笑ましい。

Negicco(ねぎっこ)は、新潟県を活動拠点とする女性アイドルグループだ。『ご当地アイドルNo.1決定戦“UMU AWARD 2010”』で優勝したこともあり、ご当地アイドルとしての知名度は高い。しかしアイドル戦国時代を牽引するAKB48やももいろクローバーZに比べると、その人気はまだまだというところだろう。

そのNegiccoが4月18日の『笑っていいとも!』に出演したのだ。メンバーのNao☆、Megu、Kaedeの3人がグリーンのタイツに白っぽいドレスという“ネギ”をイメージした衣装で登場。ネギを手にして「みなさん! こんにちネギネギ~っ“ねぎっこ”です」とあいさつした。

司会のタモリは「あ~知ってるよっドモドモ」と彼女達に手を振ると、「頑張ってるんだよね、ねぎっこ」と応援したのだ。大物タモリから声をかけられて「ありがとうございます~!」と3人とも感激して飛び跳ねていた。

彼女達の所属事務所であるNegi-proによると「こう見えて芸歴10年」だという。2003年の7月に新潟の“やわ肌ネギキャンペーン”のユニットとして、「Negicco」を結成したのが始まりなのだ。当時はメンバーも5人だったが、卒業により現在の3人となった。キャンペーンソング「恋するねぎっ娘」でCDデビュー、NHKの音楽番組『ポップジャム』に出演して話題となり、その後もメディアやイベントで活動してきた。アイドル歴はAKB48よりも長いのである。

「小学生、中学生の頃からネギ持って踊ってました」と話す現メンバーの3人も、今は20歳を超えている。トークもしっかりしておりベテランアイドルの風格さえ感じるのもその為だろう。この日は楽曲「ねぎねぎROCK~私もお家に連れてって~」を披露したが、ネギを片手に持つ姿も“お笑い”にならず様になっていた。その軽快なダンスと生歌に会場もノリノリだったのである。

Negiccoメンバーのオフィシャルブログでは、Nao☆とKaedeが出演後の様子を報告している。相当に緊張したらしいが、マネージャーの頑張りを見て「私達も頑張るけど楽しもうねっ」と皆で気合いを入れたそうだ。また、タモリや柳原可奈子が“Negicco”をよく知っていたことに感激しており、「夢のようでした」と振り返っている。

Nao☆は今回の出演を終えて「『夢を叶えた人は夢を諦めなかった人』という言葉が身にしみた」と綴る。そして自分達を支えてくれるファンと喜びを分かち合えるように「Negiccoの活動を改めて頑張って行きたいと思っています」と気を引き締めていた。

彼女達が今年の2月22日にリリースした「Negicco 2003~2012 -BEST-」の発売記念イベントが、渋谷で2月25日に開催されたが、そのライブではネギをイメージした衣装から一転してアイドルらしいミニスカート姿で会場を巻き込んで盛り上がったのだ。また、楽曲もヒット性のあるものが多く、『めちゃ×2イケてるッ!』のエンディング曲にもなった「圧倒的なスタイル」をはじめとした“打ち込み”を生かしたポップな楽曲が彼女達の魅力ともなっている。

Negiccoはもはやご当地アイドルを超えているのだ。今回の『いいとも』出演を機に、そろそろ彼女達の人気に火がつきそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)