エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】「(人気も)夏まで」「着ボイスで儲けるつもり」。髭男爵・山田ルイ53世がスギちゃんを一刀両断。

「ルネッサ~ンス!」の掛け声で一躍ブレイクしたお笑い芸人、髭男爵・山田ルイ53世。そんな彼の初の冠番組となった『髭男爵 山田ルイ53世のルネッサンスラジオ』の地上波での放送が、この春終了した。最近テレビでの露出もめっきり減ってしまった山田ルイ53世。この唯一の冠番組にはなんとノーギャラで出演し、トークもかなり毒の強い内容となっている。そんな先ごろの放送で山田が同じ事務所のスギちゃんをめった斬りにした。ブラックな山田ルイ53世が語った痛烈なコメントとは。

2008年から文化放送にて放送を開始した『髭男爵 山田ルイ53世のルネッサンスラジオ』。番組がスタートした同年は、髭男爵にとってテレビ出演が急激に増えた年であり、この番組は髭男爵初の冠番組となった。開始当初は、文化放送をはじめ全国ネットで放送していた。

しかし、2010年には文化放送で放送終了し、続いていた地方でのネットもこの4月からプロ野球の中継が始まると同時に終了。すべての地上波放送が終了し、ポッドキャストでしか聴けない番組となった。今年2月の放送では、そのポッドキャストでの継続も危ぶまれていると告白し、局から有料にするかという提案もあったようだが、今の所そのまま無料での配信が続いている。

番組の内容は、ノーギャラでパーソナリティを務める山田ルイ53世が、テレビで見せる笑顔とは違う、恨み・ねたみ・陰口などの発言を繰り返すというネガティブなものだ。4月11日の放送では、『ゴリゴリくりぃむ』(テレビ朝日系)の“花見で酔ったフリ選手権”の収録後とあって、泥酔のなかのラジオ収録となった。酔っ払って収録する自分を「ワイルドだぜぇ~」と同じ事務所のスギちゃんのギャグをパクッたかと思うと、「しょうもなっ」と言い放つ。また、事務所全体のムードも「わ~また着ボイスで儲かるよ」と小島よしおの時と同じ空気を出していることに「(事務所に)能力低いよ」と悪態をつき、「よっぽど何か(新しい芸が)ない限り、夏まで」と年上のスギちゃんにも容赦のない毒を吐いた。

毎年、この『ルネッサンスラジオ』はプロ野球の中継が終わる秋になると、地方局数局でネットを再開する。しかし、年々山田ルイ53世を取り巻く状況は厳しくなるばかり。今年はどうなるのか。スギちゃんへのワイルドなダメだしより、自身への心配のほうが必要なようだ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)